A requiem to give to you
- 崩落編 -

【第65音後】


ガイ:なぁ、最近の女性陣達なんだけどさ

ルーク:あぁー……あの、レジウィーダの頬をやたらめったら触ってるやつか?

イオン:すごく楽しそうにはしていますが、あれは一体何をやっているのでしょう?

フィリアム:楽しそうって言っても、姉さんの顔は割と死んでるんだけど……

ジェイド:どうやらナタリアが感触を気に入って触っていたそうですが、気がついたら女性陣みんなでやるようになったみたいですね

グレイ:確かに、アイツ無駄に柔けェからな

ヒース:偶に叱る時に触る事があるとは言え、どこまで伸びるのか気になる時がある

ルーク:そう言われると確かに……

ガイ:いやでも、いくらレジウィーダとは言え流石に無遠慮に女性の肌に触れるわけにはいかないからなぁ

ヒース:さり気なくあの子を貶してる件について

ガイ:え!? いや別にそんなつもりはなかったんだ(焦)

ルーク:でも、気になるんだよなぁ

ジェイド:皆さん、お忘れですか?

男達:?

ジェイド:確かに女性の顔に触るのは抵抗はありますが、ここに丁度良い被験体がいるじゃないですか♪

フィリアム:は?

ジェイド:女性体と男性体とで違いこそありますけど、まだ15前後ですし頬の柔らかさならそこまで大きく差もないと思いますよ

イオン:確かに……

フィリアム:バ、バカ言うな。誰が被験体になるか……! 導師も納得するなよ!

グレイ:あいつらじゃあるまいし、別にそこまでして触りたい奴なんていねーだろうよ。さり気なく新人イビリをしてンじゃねーよ

ジェイド:おや、心外ですねぇ。私はあくまでも早くフィリアムに慣れて頂こうとボディランゲージの機会を設けようとしただけなのですが……

ヒース:仮にそれが本当だったとして、本当にここにいる僕らでそんな事をしたら絵面が地獄ですよ

ルーク:想像したら寒気がするな

ガイ:本当にな

イオン:ははは……


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