A requiem to give to you- 崩落編 -
【第63音後】
トゥナロ:…………のどかだな
トゥナロ:(ここはいつ来ても清らか、とでも言うのか。静かで心地が良い。ダアト港の海岸も悪くはねーけど、こう言う場所も昼寝には最適だな)
トゥナロ:はぁ………世界がこんなんじゃなけりゃ、ずっとこうしていたいくらいだぜ
タリス:何、老人みたいな事を言っているのよ
トゥナロ:あー? 戻ったのか
タリス:ええ。ちゃんとセフィロトを見つけて、測定もしてきたわ
レジウィーダ:これからまたシェリダンに戻って測定器を渡しに行くよ
トゥナロ:そうかそうか、お疲れさん
レジウィーダ:ほらー、トゥナロさんも行くぞー!
トゥナロ:わかってるって
タリス:声に名残惜しさが隠し切れていないのよねぇ
レジウィーダ:でも気持ちはわかる。それこそ、ここでのんびりピクニックとかキャンプをしたら楽しいんだろうなぁ
タリス:それは降下作戦が上手くいって、ヴァンを止めることが出来たら……平和な世界でいくらでも出来るわ
レジウィーダ:出来るかな……?
タリス:あなたが自信なさげでどうするのよ。出来るかなじゃないわ。絶対にやりましょう
レジウィーダ:! そうだね。みんなで一緒にお弁当持ってきて食べて、のんびりと景色を見て、川とか森で遊んで……トゥナロさんもね!
トゥナロ:オレもかよ
レジウィーダ:フフン、拒否権などないのだ!
タリス:そうそう。だからその為にも、やれる事は全力でやるわよ
レジウィーダ:はいよー♪
トゥナロ:はいはい
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