A requiem to give to you- 崩落編 -
【第63音番外】
タリス:フリーズランサー!
グレイ:ストーンエッジ!
レジウィーダ:イラプション!
……………。
ヒース:皆、お疲れ。───ヒールウインド
レジウィーダ:わーい、ありがとう!
ティア:ねぇ、ちょっと聞いても良いかしら?
タリス:どうしたの?
ティア:タリス達は音素とは無関係な世界から来たのよね。今までは特に気にしてなかったけれど、考えてみれば貴女達って本来は譜術は使えない筈よね?
ガイ:それ、俺も思ってたよ。フォンスロットもないって言ってたし、特殊能力でエネルギー変換が出来るレジウィーダや自然と同調出来るヒースはまだわかるが、タリスとグレイはどうやって譜術を使ってるんだ?
レジウィーダ:そう言えば、あたしも詳しく聞いた事がなかった。なんで?
アニス:いや、レジウィーダもわかってなかったんかーい
レジウィーダ:いやぁ、そこまで考えが回らなかったって言うか……ね?
グレイ:確かに普通には使えねーよ。けど、譜術を使うのは別に生身の体だけじゃなくても方法はいくらでもあるさ。アニス、お前ならなんとなくわかるだろ?
アニス:あたし?
グレイ:お前の背中にあるモンはなんだよ?
アニス:あ、そう言うことね
ティア:どう言うこと?
アニス:それは………なーいしょ♪
レジウィーダ:そこは『乙女の秘密』じゃないんだね
アニス:だって、グレイが知ってる時点で乙女じゃないし
グレイ:そりゃそうだ
ルーク:で、結局なんなんだよ?
グレイ:内緒だってンなら、内緒なんだろ
ルーク:えぇー………
ガイ:ははは……(なんとなく察した人@)
レジウィーダ:別に話しても何かあるわけでもないのに(完全に理解した人)
タリス:アニスの方は多分、面白がっているだけよねぇ(なんとなく察した人A)
ヒース:また機会があれば聞けば良いさ(なんとなく察した人B)
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