・愛喫茶店

必ずしもそうとは限らない
イケメンは仮の姿
憧れが崩れる時
はい、初恋でした
きっついな、それ!
笑い事じゃありません
バイトをはじめたのは…
少しでも傍にいたくて
知れば知るほど
遠い目してるけど
て、ててっ店長〜!
それは砂糖じゃなくて塩ですから
いや何か刺激になるかなって
しなくていいです
相変わらず普通が好きだね?
そんなの常識でしょ
君はそうやって守ってきたんだね
コーヒーに塩なんていれません
え、以外といけるけど
味音痴!?
友達には言えないバイト先かな
って、そんな組み合わせは
おいしいなんて顔して
此処の客もおかしいのか!?
そして自分もおかしいのでは!?
誰か、誰か、助けて下さい!
食卓で刺身にマヨネーズをかけていた
無意識
一家騒然
「キャー」でさなく「ギャー」
わかる人いませんか?
店長は知っている
あれだけ否定していたけど
塩いりコーヒー下さい
はい!
案外、いける。
試してみるものでしょ?
店長、あなたは神です
一生ついて行きます!
う、うん。ありがとう。
照れた顔も綺麗
とにかく同士を増やそう作戦勃発
まずは家族から
泣くな、こんなところで
食べてから否定してよ!
どうしてやってもないのに
決め付けるの!
怖がりなんだよ、僕たち人間は
常識というものから抜け出すことは
ある意味、孤独で、
店長はずっと未知にチャレンジしてきた
かわることは悪いことじゃない
へこたれない!
いきなりなんて都合良すぎ!
時間が解決に導くかもだし、
さぁて、がんばるぞ!
さすがにそれは…
とめないで!
いや、駄目だ!
人として
今更だけど道徳を学ぼう
赤信号みんなで渡れば怖くない
ちっが〜う!
真剣に笑わないで下さい
僕らはいつだって、
追求の先に
夢を見ている
決して楽ではなくて
またそこがいいのかもしれない
ただ今はもう一人じゃないから。


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