君の好きな世界である為に。

「お前の存在は私にとって、ただの生命装置だ。それ以上でも以下でもない。」

性別  男性
年齢  不明
属性 攻め
種族 アンデッド
職業 貴族(準男爵)

エイダル・ブラックバーン(Adal Blackburn)
[ 195cm/90kg/がっしり/外見36歳位]

容姿
緩やかなウェーブの髪は暗い茶で肩口の長さ、瞳は海の青緑。堀の深い顔立ちなのだろうが、顔の下半分から首にかけて銀の拘束具に似た機械で覆われており、素顔を完全に伺い知ることはできない。また右脚も機械仕掛けの義足。歩くたびに軋む音がすることから、遠くからでも彼とわかる。
ヴィクトリア朝の紳士階級に相応しい装いで常に小綺麗に身繕いされている。懐にはフリントロック式ピストル。
性格
良く言えば物静かで、大抵の時間を人目に触れにくい場所で平穏に過ごすことを好む男である。個人的なこととなると一気に口下手となり、彼をよく知る人間は口を揃えて偏屈だと形容する。感情表現の起伏は大抵において平坦だが、負の感情ばかりはメーターを振り切れる。端から見れば不機嫌と怒りを行ったり来たりに見えるそれは、征服することと敗北することしか知らぬ故の乏しさ。言動は高圧的かつ貴族の高慢。人を使うことが身体に染み付いている手合。あるいは自分の世界に他人を招かざるを得ない背景に、戸惑っているだけであるのかもしれない。
備考
大航海時代イギリス、奴隷業と海運業で財を成した成り上がり。ナイトの称号まで手に入れたが、他の純貴族らの策略に嵌り財と家、自らの顔半分と首を失う。その際首を奪った者の呪いにより、他者から得られる“あるもの”が動力源となる機械の身体という制約付きの生を与えられることとなる。以降英国を拠点に名を変え、永きに渡って復讐相手を探し彷徨っている。
作り出した世界の様子
外見は仄白いガレオン船。町中も海も空も境なく、船上に人の姿もなく滑るように航行する事から目撃した人々からは"フライング・ガネット"と呼ばれる。許した者以外には霧に包まれた幽霊船にしか見えず、また足を踏み入れることもできない。
外見とは裏腹に船内は新品同様、美しい装飾の施された居心地の良い空間である。数多く設えられた船室は主の思うがままに様相や広さを変える。
操舵室には硝子のケースに守られたコンパスがあり、常にうろうろと何処かを指している。
向いている・やりたい設定
パラレルヨーロッパ、レトロ、ヴィクトリア朝前後、スチームパンク、ライト/ゴシックファンタジー、パラレルワールド等。魔法=稀有か絵空事である世界。死亡含む離別END等。愛憎歓迎。主従、対等、関係性設定何でもご自由に。展開等ご相談。
期間限定、もしくはエンド有り。
出来る恋愛(NLなど)
NL、ML
やり取り可能人数(PC単位)
2PCまで
萌萎
萌/日常、シリアス、愛憎、流血グロ、メインCサブC死亡、バッドエンド、モブC、駆け引き、展開相談、朝チュン、枯れ、スキンシップ
(苦手なものがあれば調整可能です)
萎/受け身、なりゆき任せ、句読点なし、漢文、激裏、過度の確定

サンプルロル
(ロンドン市内に位置する老舗ホテルの地上階。着飾ったジョンブルやジェントリ階級の人々、最新の流行のファッションに身を包んだ婦人方の語らう声はさわさわと静かな葉擦れの様にさんざめき、テーブルやシャンデリアの狭間に揺れる。真っ白なクロスの貼られた円テーブルの合間を弁えたボーイ達が音もなく滑り、言葉での意思疎通ではなく交わす視線のみで次々と茶を注ぎまた食器を運ぶ姿は壮観だ。そのホールの片隅、天幕の差し掛けられた一角に腰掛ける男が一人。アンティークの衝立で区切られたその窓際エリアはひときわの静けさで、男がめくる新聞の音と、給仕のサーブする食器の触れ合う音以外は厳しく制限されているのかのような空間。けれどもよくよく耳をすませば、秒針の如き規則正しい機械音が、絶え間なくどこからか聞こえてくる。それは男が三つ揃いの懐から取り出した金の懐中時計の音にしては、矢鱈と存在感のあるものだ。)…ボーイ、紅茶をもう一杯。待ち人が遅れていてね。(今朝の記事から目を離しもせずに傍の給仕に低く告げた男は、テーブルに近づいてくるヒールの音でようやっとその朝刊紙を置く。)…──身支度の遅さは全ての招待客に許された特権とは言うがな。私との約束には遅れないでくれ給え。心を乱される事は、最も我慢がならないのでね。(冷ややかに見上げる瞳は北極海の温度。同じ温度の声音で高飛車に言い放つ男の口元から首にかけては、絶え間なく動く歯車が満載された銀の機械で覆われていた。)

カラーコード/#006a6c

※PL様のご意向により、エンドもしくは短期間推奨PCとなります。

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中*長文傾向、小説ロール、心情多め、ムラ有り(Back-HOME)
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