2022/01/03 22:43
新年のご挨拶

新年のご挨拶

220104

炭治郎「煉獄さん、新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします」

煉獄「明けましておめでとう!いつも応援してくれる皆にも、この場を借りて謝意を述べる!有難う!今年も宜しく頼むぞ!!」

炭治郎「有難うございます!(笑う)
煉獄さん、何だかいつにも増して熱いですね」

善逸「(ヒソヒソ)炭治郎が作ったお節料理があんまりにも美味しかったから、まだ気持ちが昂ってるんだって」

炭治郎「えっ…善逸!ほ、本当か?」

善逸「何だよ見てなかったのか?お雑煮何杯食べたと思ってるんだよ!テンション上がり過ぎて、食べながらずっと「結婚したい!結婚したい!」って叫んでたぜ?」

炭治郎「え!?」

善逸「まー炭治郎の料理と結婚したいのか炭治郎と結婚したいのかは分からないけど、あの人がお前の手料理に胃袋掴まれてるのは事実だし、俺から見ればただの惚気(のろけ)だけどなー(棒読み)。周りは完全に引いてたな、うん」

炭治郎 (け…結婚…(ドキドキ))

煉獄「どうした、竈門少年!!」

炭治郎「うわァ!!」ビクゥ!

煉獄「ん、何だ。顔が赤いぞ。大丈夫か?」

炭治郎「な、何でもないです…!!」

善逸「ねぇ、煉獄さん。さっき炭治郎が作ったお雑煮を食べながら「結婚したい」って叫んでましたけど、あれって炭治郎と結婚したいってことですか?(しれっ)」

炭治郎「ぜ、善逸ッ!!」

煉獄:「……(きょとん)」

炭治郎「バカッ!何言ってるんだよ、男同士で結婚出来るわけないだろう!?」

煉獄「そんな発言をしたのだろうか?すまん、全く覚えがない!」

善逸&炭治郎「え?」

善逸「嘘でしょ、あんなに絶叫してたのに無意識だったの!?」

炭治郎:(そうだよな…きっと俺と一緒になりたいとかじゃなくて、結婚してお嫁さんを貰ったらこういう家庭の味が持てるって、煉獄さんは思ったんだ)

善逸「炭治郎…お、おい、年明け早々に何て顔してるんだよ!悪かったってば!ちょっと!れ……煉獄さああん!!」

煉獄「新年早々窘(タシナ)めることはしたくないが、竈門少年。祝いの場でそんな悲しい顔はするな」

炭治郎「はい…ごめんなさい…」

煉獄「確かに君と結婚することは出来ないが、俺は待宵月の下で君に適当な約束をしたつもりはない。結婚出来なくとも、添い遂げることはできる」

善逸「年明け早々プロポーズですかーっ!?」

炭治郎「煉獄さん…」

煉獄「覚えていないが、君の手料理があまりにうまかったので、君を貰い受けたいと口走ったかも知れんな!!」

炭治郎「 !!!」(赤面)

善逸「か、完全に告白してる……しかもめちゃくちゃ声大きい……」

炭治郎「……お雑煮、美味しかったですか?」

煉獄「ああ、最高にな!!」

炭治郎「クスッ…。良かった」

ポンッ

善逸「炭治郎、安心しろ。結婚してなくても煉獄さんとお前、夫婦感出まくってるから」

炭治郎「……」

善逸「あ〜あ、ニヤけちゃって。惚気をずっと側で見せられる俺の身にもなってよ。ああ、禰豆子ちゃん……結婚したい、結婚したい!!」






「新年の御挨拶」
(煉獄と炭治郎)

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