孝太(こうた) 藍屋の使用人。下働き。白菊を慕っており、桃とは喧嘩ばかりしているが仲がいい。

桃(もも) 通称、桃ちゃん。藍屋で二番手の稼ぎ手。派手好き。乱暴な言葉づかいをするが、割と礼儀作法はちゃんとしている。血の気が多く、喧嘩っ早い。白菊にたいして、ライバル心をもっている。

白菊(しらぎく) 藍屋の太夫。中性的な顔立ち、はんなりとした物腰と穏やかな性格。色素が薄い。桃曰く、おば様キラー。

寺門 葵(てらかど あおい) 静香の弟と名乗る公家(つまり、貴族)。寺門家第四夫人の長男。腹黒く性格が悪いが、静香の前では猫を被る。

寺門 綾子(てらかど あやこ) 寺門家第四夫人。白菊に熱を上げている。

日下部(くさかべ) 寺門家の使用人で、葵の付き人。

寺門 佐一郎(てらかど さいちろう) 寺門家前当主。綾子の夫。すでに亡くなっている。

寺門 伊織(てらかど いおり) 現当主の従弟。女好きで、有名。

寺門 陽一郎(てらかど よういちろう) 寺門家の現当主。綾子を嫌っている。


太夫(たゆう):この話では遊郭でいう花魁と同じく、最高位。

陰間(かげま):ここでは男娼の意味。

藍屋(あいや):桃、孝太、白菊の働く陰間茶屋。男遊郭。




*注意*
このお話に出てきます語句は、この小説のみでの意味ですので、絶対に参考にいたしませんように。
大分ぬるいですが、遊郭などの表現が苦手な方はお読みにならないことをお勧めします。





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