『今日も日差しがすごいですね』

窓の外を見ながら思った事を冷ややかな声で冷めた声で言うxxx

「そうだな」

適当に相槌を打つ我愛羅をちらりと見る

『何かあったんですか』
「…何もない」

こちらをちらりとも見ずに風影の仕事をしている我愛羅に何か違和感を感じたxxxだった。長年、我愛羅の近くにいたxxxだ。異変があれば誰よりも早く気付く。誰よりも

『何もないなら、何でしょうね。とても違和感を感じてしまうのだけれど』

さっきまでにこにこしていたが、今は無表情だ。無表情で我愛羅を見る。天才の眼で見る

「お前に隠し事は出来ないな」

今まで手を動かしていた手を止め、xxxを見る我愛羅

『まぁ、大体の予想はつくのだけれど』
「そうか」
『別に気にする事ないと思うけど』
「……」
『あなたは気にしすぎなのよ。まぁ、仕方ないと言えば仕方ないのだろうけどネ』
「…別に俺は気になどしてない」
『なら、傷付いた?』
「……」

xxxを睨む我愛羅。xxxは特に気にすることなく話しを続ける

『くだらないことを一々気にしちゃって、戯言として聞き流しなさいヨ』
「……」
『あ…そうか今朝テマリさんに我愛羅の事よろしくだのなんだの言っていたのはこの事だったんですね、今気付きましたよ』

と、言いながらドアに近付き、そして

『いくら心配でも覗き見はいけませんよ?』

開けると、ドサッと2人倒れてきた

「す、すまん。ちょっと気になって」
「お、俺もじゃん」

「…お前ら」

『じゃ、サヨナラ』

若干驚く我愛羅など無視して、xxxは笑顔で2人を追い出した

『ま、そうゆうことだからあなたは気にせずに風影の仕事をしていればいいのヨ。わかった?』
「…わかった」
『なら、いいわ』
「xxx」
『?』
「…疲れた」
『で、何?』
「少し休む」
『うん』
「だからお前も来い」

我愛羅はxxxの腕を掴みそのまま休憩室に向かう

『暑苦しくて逆に休めないんじゃないんですか?』
「…この方が落ち着く」

xxxに抱きついた我愛羅。そのまま2人は横になった

『少し寝たら?』
「……」
『僕がいるから大丈夫よ。だから寝なさい』
「…あぁ」

その返事を聞いたxxxは我愛羅が眠るまで我愛羅の頭を撫で続けた


――――
あとがき
鑢七実成り代わり夢主が我愛羅の親友?という設定です。リクエストありがとうございましたああ!!



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