「は……」

抜けるような息を吐き出して、白い天井から目線を下に下ろせば、銀髪の頭が脚の間で動いている。

根本から勃ち上がったモノを尖らせた舌で舐めるように辿り、ナルトが震えるのを目で認めると、口に銜えた。
出し入れされる口腔内の温かく湿った感覚に腹筋を震わせ、頭が働かなくなる。
ハァハァと息を荒げ、ぼんやりした思考でそれを眺めた。

「……ん、はぁ、は、……んせ……」

「……」

無意識に口から出た声に目線をくれて言葉なく眼を細める、その様子に、言い様がなく胸が締め付けられるのは何故なのか。


まだ、思い出せないでいる。














も。






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