「本当に大丈夫なのか?」

「大丈夫だよ。お前は気にしないで、たまにはゆっくりしときな」

昼過ぎ、心配そうな顔で見上げるナルトに、笑って答えるカカシの腕にはアオイが抱かれている。


ナルトは二人目のおかげで近頃だいぶお腹も大きくなってきてしんどそうだ。
だが、片時もアオイと離れることがなく、そのせいでナルト自身もウロウロと落ち着かずに動き回っており、久々に休みが貰えたカカシが
「昼からは俺が面倒を見るからゆっくり休んで」
とアオイを引き受けることにしたのである。

「行ってくるね」と出掛ける間際ナルトの頬にキスすると、「そういうのハズいからやめろって」と顔を赤くされ、軽く睨まれた。

子供がいたってたまには新婚気分を味わいたいのだが、元男のナルトからするとやっぱり恥ずかしいらしい。











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