「――なんだ、その格好は…」
(やっぱり…)
言われる言われるとは思っていたが、 任務終了後、カカシと報告書提出の際に火影の屋敷で開口一番、ナルトが綱手に言われたのはソレだった。
「や〜、ちょ…ちょっとした修業っつーか…。でも、こう見えて任務には全然差し支えないんだってばよ?ちゃんとチャクラも練れるし…」
ひきつり笑いで返すナルトに、綱手の眉間にはぐぐ…と皺が寄っていく。 そして、
「…ぬぁ〜にが任務に差し支えないだ馬鹿者!!ふざけてないで早くそのおいろけの術を解け!!!」
屋敷の外にも響き渡るくらいの、激しい怒号が飛んだ。
行 く 末
2
前へ 次へ戻る1/3
|