「――なんだ、その格好は…」


(やっぱり…)

言われる言われるとは思っていたが、
任務終了後、カカシと報告書提出の際に火影の屋敷で開口一番、ナルトが綱手に言われたのはソレだった。

「や〜、ちょ…ちょっとした修業っつーか…。でも、こう見えて任務には全然差し支えないんだってばよ?ちゃんとチャクラも練れるし…」

ひきつり笑いで返すナルトに、綱手の眉間にはぐぐ…と皺が寄っていく。
そして、


「…ぬぁ〜にが任務に差し支えないだ馬鹿者!!ふざけてないで早くそのおいろけの術を解け!!!」

屋敷の外にも響き渡るくらいの、激しい怒号が飛んだ。
























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