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過激性体験談
トラウマ12
俺、惚れたかな?と思いつつ、全て服を着、髪を直している彼女を見ていた。
「でも、このままの状態じゃ、まずいんじゃないの?」と俺が切り出すと、
「うん、それは分かってるんだけど…、やっぱり恐くて…」とうつむき加減で彼女が答える。
「でも、さっきは、途中まで、いい感じだったよね?」とさらに突っ込むと
彼女は、ポッっと顔を赤らめながら「うん、正直、気持ち良かったんだ、だから
大丈夫そうだなって思ってたんだけど、あの足を開かされた当りからだんだん
恐くなっちゃって…」と言ってきた。
やはり、俺が強引にいったからだ。そこで
「強引にされなきゃ大丈夫なのかも知れないね。俺が悪かったんだ、ごめんね」
「ううん、そんなことないよ、私が事情説明しとかなかったのが悪いんだもん」
「じゃあ、次、誰かとそうなった時は事情を説明しないとね」
「そんなことなかなか言えないよ、だって今までだって彼氏は居たのに、それが
出来なかったから、ここまで経験しなかったんだもん!!」とちょっと悲しそうな彼女。
「じゃあ、事情を知ってる俺とやるのが一番良いのかな、あはは」と
半分本気、半分冗談で返すとまんざらでもない顔をし「うん、そうだね!」と直球で返す彼女。
ちょっとドキっとして、あ、俺、完全に惚れたなと思い、
「じゃあ、俺と付き合っちゃう?なんかね、俺、惚れちゃったみたいだし…」
「え、嘘ばっか、それか、同情してるでしょ?」と疑いの眼差しをしながらも
なんとなく喜んでるような彼女。
「まあ、今、返事しなくても良いよ。それに俺と上手くセックスできるかも分らないしね。
その代わり、俺が惚れてることは信じてね。」と俺も真っ赤になりながら(たぶん)言った。
彼女も信じてくれた様で、「うん、分った。今度、ちゃんと返事するね」と言ってくれた。
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