act 23

ちゃんと言おう・・自分の気持ち。態度だけじゃ伝わらない
気持ちは、言葉に出す事で、より伝わるもの・・

会いたい・・

大学の中を探すが、中々見つからない
かといって、自分から告りに行きますなんて電話できないし
そんな事考えてたら、着信音が鳴った。
始め、この着信音をあいつ専用につけたのは、嫌で仕方なかったから
でも、今この着信音は、きゅうってなる。特別な音色・・
ちょっとドキドキして、軽く深呼吸して、電話に出る

「もしもし・・」

「今日飯何がいい?」
急に聞かれた言葉。何コレ?何で食べるの前提なの?そんな約束私したっけ?
軽く考えてみた所で、電話の向こう側から、名前を呼ばれ意識を戻す

「ぅあ・・え、えっと何でも・・いいです・・」
電話の向こうでぶはっと笑い声が聞こえた
何かしこまってんでさぁ・・柔らかい声が聞こえる

あぁ・・こいつの事・・本当に好き・・・
何の前ぶりもなかったけど、急に沸き起こった。
早く言いたい。お前の事、すっごく、すっごく好きだヨって・・伝えたい

「何でもいいから、早く帰って来てヨ」
(早く、この気持ちを伝えさせて・・・)
以外に、柔らかく出た言葉に、沈黙が走る
沖田?なんて呼んでみると、何だか照れてるみたい・・
思わず笑った

電話だけ聞くと、これってもう完全な恋人の会話
だから今から、ちゃんと恋人の会話になるように頑張ってみたい
頬を染めてくれるように、空を見ながら神様にお願いした

……To Be Continued…

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