「カミコ!」
「テマリ!久しぶりだね!」
「この前の我愛羅の件以来だな。」
テマリとは同じ上忍、同じ女というのもあり意気投合してこうして仲良しなのだった。
砂へ来ると大体中忍の忍が案内人をしてくれるのだが、私が単独だったため、上忍であるテマリが態々来てくれたのだ。
「みんなは元気にしてるか?特に奈良のやつはまためんどくせぇってサボってるんじゃないだろうな??」
「元気だよ!…ふふ、テマリはシカマルの事好きだもんね!」
「なッ!?違うっ!!そういうのではない!」
真っ赤になって全否定するテマリを見るのが実は好きだったぐらいシカテマが好きだった私。
あのシカマルのお嫁さんになれるのはテマリ以外いないと、本当に心からそう思う。
シカクとヨシノを見ていれば尚の事だ。
テマリを揶揄いながら向かったのは風影邸。
「待っていたよ、カミコ。」
「お久しぶりです、風影様。」
「よしてくれ…我愛羅でいい。」
「よっ!元気そうジャン?」
「カンクロウもね! 我愛羅、これが例の密書。」
綱手から預かってきた密書を手渡し、その中身を確認する我愛羅。
読み終えればそれをテマリへと渡し、デスクへと肘をつく。
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