「ね、ねぇシカマル。」
「なんだ?」
「よく熟睡してたじゃん?…なんかいい夢、でも見てた?」
「夢?……… そうだな、確かにいい夢は見てた、と思う。」
やっぱり……。
私をテマリかなんかと勘違いしてキスなんてしたんだな…!?
それをよかった、と思いたいと思う心とは裏腹に、ズキズキと痛い気持ちが襲い掛かってくるけども。
「…ねぇシカマル。本当に大切だ、って思ってる人は、大事にしてあげるんだよ?」
「なんだよ、お前本当にどうしたんだ?」
「失ってからじゃ遅い。……シカクさんの受け売りだけどね!」
早く帰ろ?って私はシカマルの前を走り、振り向いて手を振る。
私は今のままの関係でいい。
それが居心地がいいんだ、
だからキスの事は忘れることにする。した!
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