カミコは制服のネクタイを外し、パソコンの電源を入れる。
そして制服を脱ぎ着替えている最中、ふっと違和感に気付く。
「あれ?立ち上がり遅い…?」
いつもなら電源を付ければすぐに立ち上がったサインでもあろう音が盛大になるというのに、今日はその音が鳴らない。
可笑しいなとカミコがパソコンの方へと振り向けば、
PC画面が目を開けないレベル発光をさせる。
「え!?なにこれ っ …まってまって うそちょ、ッ ……―――――――――!」
突然のフラッシュバックのように覚えのある光景。
カミコはとっさに飾ってあった刀剣と掛けてあった着物を掴む。
その光に反射をした鏡の中に、あの日と同じようにカミコは吸い込まれていってしまった。
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