「……なぁカミコ。」
「ん?なぁに?」
「なんでお前はさ、そこまで自分よりも木ノ葉の事を守ろうとするんだ……?」
シカマルの思わぬ言葉にカミコはピタっと足を止める。
少し考えた後に、カミコはゆっくりと口を開いた。
「私は、この世界に居るべき人間ではない。でもね、私はこの忍界が大好き。たった二月しかいないのに、本当に大好きなの、自分の世界よりも。
私がこっちに来てしまったのにはきっと理由があると思う。
それは、未来を知っている私だからこそできること、この木ノ葉を守る事。」
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