「…この前のは、増援がなければシカクさんの腕が切り落とされてたかもしれない。私の未熟さが招いたことだから。
だから、もっと強くなりたいの。
シカクさんの背中を守る為に。」
「ならこんな効率悪い修行は止めなさい。……俺がしっかりメニュー組みなおしてあげるから。オーバー練習なんてできないぐらいの修行量の多いメニューをね。」
わかった?とカカシはカミコをよっこらせっと立たせて頭を撫でる。
カミコは目を細めた後苦笑を零して首を漸く縦に振る。
カミコの焦りは二人ともわかっていた。
でも、このまま続ければいつか倒れてしまう、それを見過ごすわけにはいかなかった。
「(シカクさんの背は、絶対に私が守って見せる。運命を――――――変えて見せる!)」
そう、心に再度誓うカミコだった。
そして翌日、カカシの宣言通り、ものすごい量の修行内容に、カミコのオーバー練習はすっかり抑えられたとかなんとか。
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