久しぶりの増援ではない15班での任務。
調査任務という事もあり、前回イタチと遭遇したさらに奥の捜索。
木の葉からは普通にいけば二日。
全力で走れば一日半という距離だ。
「……ツーマンセルだけでの任務、結構久しぶりな気がします。」
「そうだなぁ。お前が優秀だから増援やらに回されることが増えたからな。」
「いえ、私なんてまだまだですよ。」
こうしてゆっくり二人でたわいもない会話も久しぶりで。
任務に向かっているというのに、どこか嬉しい気持ちにさせてくれるシカクが、
カミコは大好きだった。
だから第四次忍界大戦で落とすシカクの命を、どうすれば回避できるか。
最近はその事ばかり頭で考えていた。
二人は色々な話をしながら慎重に進んでいく。
里外に出て一日。
小さな里で一泊した後に、慎重に奥の領地まで進んでいき。
「――――こ、れは 。」
「どうした。」
「………。」
カミコはシカクの方を向けば、シカクはそれを察したのか縦に首を振り、
二人は即座にその場から遠ざかるために走り出す。
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