「今日の俺との対戦見て、どうだった?」
「……強かった。そりゃカカシ先生が本気出せば敵わないかもしれませんが、それでも、俺達同期の中じゃ段違いで強い。ただその言葉しか出てこない。」
「まーこいつはお前達とは違う回数の場数を既に踏んでる。下忍でいるのが可笑しい位の実力、判断力、統率力、全てを超越してる。」
「医療忍術も使えれば刀剣も優れていて体術もシカクさんのお隅付き。遁術だって俺のお隅つきだよ。欠点という欠点が一切ないんだ、カミコには。」
そう三人は寝入ってるカミコをただただ見つめて。
「……俺。」
「「??」」
「―――――もっと、強くなりてぇ。」
「……はっ。明日から修行のメニューカミコと同じのにしてやるから覚悟しろ。くたばるなよ?」
自分の息子のやる気が嬉しいシカク。
何もかもカミコという存在がとっても大きい。
きっとカミコが木ノ葉に来たのは運命であり、必然だった。
そう思う三人は、暫く縁側で星空を眺めていた。
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