修行が終わった後、シカクとカカシは上忍会議に参加するために先に火影室へ。
残ったシカマルとカミコは地面に寝っ転がりながら空を見上げていた。
「「雲はいいなぁ……。」」
盛大にハモる二人は目を合わせて、噴き出して笑み浮かべる。
こうして一緒に過ごすのに少しずつ慣れてきたカミコ。
シカマル大好き推しとしてはこの上ない幸せであって、ずっと続いてほしい時間でもある。
そんなカミコは最近とある事を考え始めていた。
「(ない事実が起きている=シカクさんやアスマ先生の死を回避できる可能性が、あるんじゃないかな。)」
トリップ小説などと読む分には、原作を外れるような事は殆どない。
テ〇プリなどは氷帝(←推し)側にトリップしても、氷帝が優勝するような事はなかった。
「(でも、もし私の行動一つで、未来が変えられるとしたら……。)」
そんなことを考えていたから顔がきっとしかめっ面をしていたのだろうか。
ヌっと自分の真上にシカマルの顔が出てくる。
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