「暁、鷹の事か?」
「……はい。いよいよ私が知ってる事が起きなくなってる気がしてます。どこまでお役に立てるのか……。」
「何言ってんだよ。そんなことお前が気にすることじゃねぇ。まぁ里外任務が一気に増えちまうが、俺とお前はパートナーだ。一緒にいっこいっこクリアしてくぞ。
だから気になったことがあれば、俺に全部言え、隠し事は無しだ。」
そう、カミコの頭を撫でるシカクに、カミコは薄っすらと笑みを浮かべる。
いくら才があるとてカミコはまだ12歳の子供。
ましてや異世界から来た人間で、全ての負担を背負わせたくない。
そんな想いをシカクだけではなく、カカシも、綱手も、三代目も、シカマルだって思っていた。
「さて休憩おわり。俺と体術やるぞ。刀剣出して全力で来い。」
「はい!」
カミコはこの修行を有意義に過ごしていた。
一瞬でも無駄にしたくない、と願いを込めて。
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