7/13 ドグラマグラ千秋楽
2014/07/13 21:05

どうしても余韻に浸っていたくて書いちゃいました笑

観劇レポート!

個人的な趣味で書くので偏りや抜けている部分等御座いますが、ご了承の上観ていただけると有り難く存じます。

昔から題を書くぐらいドグラマグラという作品自体興味深くまた大好きな作品だったため、
見てきてしまいました。

まず作り込み方が素晴らしかったです。

まだ劇も始まらない頃から具現師の方が客席を練り歩きつつ赤い花を落としていて、もう始まる前からその世界観に引き込まれていました。

冒頭の巻頭歌の、胎児よ胎児よ何故躍る
それが始まった頃には既に鳥肌が…

スクリーンいっぱいに広がる胎児の映像と、
若林教授、正木博士の滔々と響く声。

そして青年Iを演じた小野賢章さんの役の演じ方が自分の想像していたIだったのでびっくりしました。

きっと現実にいたらこんな感じだったんだろうな、と…

そして何と言っても注目は薄幸の美少女、
純情で美しい聖母、モヨ子を演じた植田くん笑

Kimeruさんは植野くんと呼んでいましたが笑

純粋に一途に一郎を思い続けた感じがとても切なくて愛しかったです

きっと女性なら一度はモヨ子を好きになるはずって言いたくなるくらい、私は原作から大好きでした。

健気で美しいモヨ子を、是非一度はご覧いただきたい…

そしてkimeruさん。

若林教授はきっと物凄く演じにくい役だと思います。
だってどんでん返し、目眩ましが当たり前のドグラマグラですし。
でもそのなかで安定した演技をkimeruさんがなさっていたから、一つの作品が完成したようにも思います。

正木博士も同様に。
言いにくい節回しも多くあって、尚且つ感情移入しにくいキャラクターであることは否めません、ですが、この二人の安定した演技があったからこそ、できた舞台だと思います。

どの人物も個性が立っていて、愛おしい。
理解するのは難しい話で、俳優も好きだったから行った私でしたが、演じていた方々を本当に尊敬いたします。

ドグラマグラという目眩ましの世界に、今でも浸っているような、そんな感じがいたします。

まるでまだ夢を見ているようです。

でも私にとっては白昼夢みたいな、触れないけれど幸せな夢かな笑

ご閲覧いただき、有り難う御座いました。



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