小ネタ | ナノ


  もしもあの人が死んだら


最近、ようやく暗い死ネタもできるようになったから、タイトル通り思い立ったやつだけ。
死ネタとか、病んでるのとか、暗いのとか注意。
深夜のテンションは怖い。




鈍色の魔法使い
マルコが死んだら、その原因の全てに復讐するまで止まらない。要因になったやつは苦しめて殺す。禁忌を犯して闇の魔術だって使う。それくらいの怒り。
復讐を果たした後は、元の魔女さんに戻る。そうやって残された家族と生きていく。時々、泣いたりしながら。
万が一、病気だった場合は、その病気を地上から無くす。原因になったウィルスを殺す。


柴犬である。
万が一、頂上戦争でエースを助けられなかったら。その場で暴れまわって仇は討つ。でも多分こいつは闇堕ちしない。
その後はエースの墓の前でいつも丸くなってる。墓守してる。荒らすやつはぶちのめすけど。


死にたがり
サッチを助けられなかった場合、死にたがりが再発する。精神的にとても不安定。サッチはそんなこと望んでない、なんて言葉届くはずもない。みんなに出来るのは、死なせないために危険物から遠ざけることだけ。
だけど、サッチがいないからうまく息ができない、胸が苦しくて仕方がない。泣くことすらできない死にたがりちゃんはあまりにも痛々しい。とても見てられなくて辛い。
だから、もう彼女を止めることはできないんだろうって判断したマルコが、死にたがりちゃんに見つかるように睡眠薬の瓶を部屋に置いておいた。せめて苦しまないようにって。そうして彼女は安らかに死んでいく。
弔いが済んでから、マルコが親父に事の真相を話す。みんなに薄々知ってるんだけどさ。「おれが殺したようなもんだよい」すまねえ、オヤジって泣くマルコを親父は怒らなかった。それが彼女にしてやれる最善だって分かってたから。「ほんとうに馬鹿な娘だ」って、そう言って泣いてくれる。



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