小ネタ | ナノ


  炎帝さまの花嫁


和風の神様パロ。

昔々のどこかの村にて。山の社にいる神様が生贄を欲しがってるってことで、身寄りのないお嫁さまに白羽の矢が立った。お嫁さまは元々人がいいので、村のためと腹をくくってお社へ。

で、お社で対面した神様がエースくんなんだよ。炎の神様。別名、炎帝さま。
てっきり食べられると思ってたお嫁さまが、あんまりビクビクしてるから、エースくんが事情を聞いた。そしたら色々食い違ってたことが判明。欲しかったのは生贄じゃなくて嫁でしたっていう。

というわけで戸惑いつつもお嫁入り。神域にあるお屋敷でエースくんと一緒に暮らすことになったよ。
身寄りがなかったお嫁さまは、誰かと一緒に過ごせることが嬉しい。エースくんはエースくんで、気立てのいい嫁が来てくれて嬉しい。幸せ。

お嫁さまはエースくんのことを「炎帝さま」って呼んでるんだけど、エースって呼んでって頼んだりしてるといい。結局「エースさま」に落ち着いたり。

神様の花嫁として神域で長く暮らすと、人でなくなるのか寿命が延びるから、たぶんずっと一緒に暮らしていける。

そんな二人のほのぼのしつつも、時々、事件が起きたりする毎日のお話。


あとは箇条書き

・オヤジ(この辺の地域のボス)のところにご挨拶に伺うことになって、エースくんと次元の狭間的な小道を辿ってみたり。
・白ひげさんちのみんなでお嫁さまの歓迎する宴とかしてくれていいよ。
・悪い神様に神域に入り込まれて、お嫁さまが誘拐されちゃったり。で、エースくんがブチギレ。
・二人で人里に降りて都へ行く。お嫁さまは都なんて行ったことなかったから興味津々。
・神様らしく恵みを振りまいたりしてみるエースくんとお手伝いするお嫁さま。
・お祭りとか儀式のため、お嫁さまに豪奢な衣装着せてみたり。


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