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ドアを不用意にあける大人の話 3KNOCK


強い力でベッドまで押し戻される。熱が俺の動きを鈍くする。
真菜、、今すぐ会いたい...。
真琴くんが、ベッドの金具と俺の手首をネクタイで結ぶ。真琴くん、大人になりすぎだよな。これはもしや、ヤりまくってるやつかも。
自然に目がひよこのぬいぐるみにいく。

「やっば、興奮してきた」
「あー兄貴顔いーもんな、絵になるっていうか」

今日着ていたシャツのボタンをプチプチと外される。手慣れてるなあ。
って!抵抗しなきゃなのに、熱で身体が熱い。

「やめろ。真琴くん、こんなことして...分かってるの?」
「あー分かってる、兄貴...肌すべすべじゃん」
「うわ白っきれー」
「確かにこれは燃えるかもな」
「さわっんなよ」

下着まではだけさせられ、お腹が空気に触れる。肌を3人が艶めかしく触る。
3人もいたら、触るところが限られているからか、1人がズボンのチャックをずらし始めた。
...うわ、ほんとにやだ。逃げたい。

「なあ、ほんとにやめろって」
「あーもうさっきからうるさいなあ、兄貴痛くされたいの?」
「はっ、や」
「じゃ痛くしてあげる」

そう言い放った矢先に乳首をぐりっと捻る。突然の痛みに叫びのような声が上がる。
それをさかいに始まる乳首に対する愛撫。真琴くんともう一人の友達が執着に弄る。
最初の刺激が強すぎたから、ずっとにちにち触る触り方は、燻ったい。
その動きにあわせて、徐々に出したくもない声が出る。

「...っ、は」
「ねー気持ちいー?...この兄貴見てシコってるよ、こいつ、興奮するって」

俺がだんだん声を出していくのを見て、バイの友達が横でシコり始めてる。
ちょっ、やばい。これそのまましたら俺にかかるんだよな。勘弁してって。
ベッドに繋がれた両手をガチャガチャと動かす。
やだやだと、足で蹴ったりと抵抗しても、取り合ってくれない。
おまけに、かけてもいいですかってイく寸前の顔で聞いてくる。

「ご、めんなさ、っでも、...っっ」

ばたたっと顔に生暖かい精子がかかる。
気持ち悪い。目が開けられなくて、怖い。これからもっとすごい事があるのか、なんて考えたくないけど、考えてしまうのが人間の条理ってもんで。
その気持ち悪い感覚に身体が蝕まれていく。

「真琴くん、ちょ、拭いて」
「目にかかってないから、いーじゃん」
「お兄さん、下触りますね」

俺にぶっかけたからか、吹っ切れた友達がパンツを脱がす。
うわあ、もうやだ。トラウマ。
だんだん涙が溜まっていく。
俺の気持ちなんか無視して、萎えきった俺のちんこを口に含む。
え、ちょっ。それは。

「ね、ぇ?ちょっそこまで、んぁ!」
「忘れないでねー、3人もいるから乳首とちんこ両方弄れるから......抵抗するの頑張って、まあすぐに気持ちよくなって強請るようになると思うけど」

乳首をもう一人の友達がぴちゃぴちゃ舐めて、真琴くんがぐりぐりねじったり、周りを触りながら徐々に焦らして行ったり、それにちんこが口の中で扱われる。
ぴちゃぴちゃされると同時に大きくなっていく俺の声。
熱を持った今ではどんどん溢れ出していく。
今、AV女優みたいな、真菜がいつも出してるような声が俺から発せられる度にゾクゾクしてしまう俺がいる。

「ぁ、ん...や、もぅんっは、」
「かーわいい喘ぎ声、彼女ちゃんとおんなじ声出してる気分はどう、兄貴?」
「...お兄さんの声、えっろ」
「ねっもぅや、だぁ、んんっあ」
「やめないよ、まだまだこれからじゃん」

そう告げた瞬間に強くなる刺激。乳首もちんこも同時に責められて、限界が近い。
バイだから経験があるからか、フェラうまいし、咥えながら舌で先をぺろぺろして、根本を手で扱う。
乳首も片方は優しく、片方は苛められて喘ぎ声がだんだん熱を持つ。

「ふっああん、ぁん、んんっはぁ、」
「兄貴、イきそ?我慢しなくていいから、出して」
「んんぁ、はぅん、んぁっあっあ、ぁん」

まさに言われるがままにイってしまった。
しかもあのバイの子の口の中で。

「んん、は...んく、っおいし、」
「え、あ...飲ん、」
「兄貴、イっちゃったね?そんなに気持ちよかった?」
「い、やっそんなわけ」
「でもかーわいい声で喘いでたじゃん」
「っ、あえいでない、」

必死に首を振るのが熱の俺には精一杯で。
羞恥心が高まり、涙が溢れる。熱であつい肌に冷たい涙が流れる。

「ふっん、ん...もっやめて、ぇ」
「ねえ?泣いたら許されるとか1ミリでも思ってたんでしょ?......これからだよ」

真琴くんの官能的なほほ笑みが脳裏に焼き付いたとき、また刺激が再開された。


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