TFAお題小説3 | ナノ





07.ごめんなさい(センチネルとププ)



よくもまあ次から次へと豊富な話題が飛び出して来るものだ。オプティマスはセンチネルの長話を黙って聞きながら半ば感心していた。

「…だからよー、その時ジャズの奴が…って、おいオプティマス。何でさっきから黙って俺の顔を見てんだよっ」

上機嫌で喋っていたセンチネルが、急に不機嫌になってムッとする。
その変化が面白くて思わずオプティマスは吹き出した。

「笑うな!!」
「ふふっすまない。だって君の話が長いから」
「たくっ…ならお前もなんか喋れよ。じっと見やがって気持ち悪ィ」
「そう言われても面白い話は特にないからなぁ…それより君の話をもっと聞きたいよ」
「そ、そうか?」

笑顔でそう言えばまた機嫌が治った単純な親友がやっぱり面白いなぁなんて笑っていたら、またセンチネルに笑うなと怒られた。

8



目次 MAIN




×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -