愛情料理1

歩「某叔母様番組の司会者は言いました。嫁の愛情料理は包むなどの手間のかかる料理だと。チャレンジ料理も愛情なのだと!」

都「それ、関西の人しか解らなく無い?!それと叔母様番組を見る人だけだよね?!此処にくる人は中学、高校生のベーコンレタスが好きな子だけだよ?!」

歩「手間のかかる料理、ロールキャベツ、クリームコロッケ、グラタンにしようと思うのだが」 

都「真冬メニューだよね?!オールシーズンものにしよーよ!」

鶴「ロールキャベツ……」

歩「ロールキャベツ決定!作るぞ都奈!」

都「鶴さんロールキャベツ好きなんだね?!釣られちゃったね!」

歩「鶴芽、鍋に水を沸騰させつつキャベツを剥いて洗って鍋に投下!都奈は肉だねを頼む」

都「岡阿さんは?」

歩「俺はご飯とシチューを作る。都奈、後は頼んだ」

都「う、うん」

鶴「都奈さん、師匠気合い入ってますね」

都「岡阿さんってテレビに影響されにくいと思ってたのにな」

鶴「愛情表現に引っかかったのでしょうか?」

都「かもね……あ、キャベツが柔らかくなったらそのボールにあげて冷ましてね」

鶴「は、はい!……師匠がお花型人参を作って拘ってる!」

都「キャベツが冷めたら芯を削いでね」

鶴「こうですか?」

都「そうそう上手だね」

鶴「ありがとうございます!」

都「たねも出来たし包むだけだね。岡阿さん何してるの?」

歩「はっ!2人が可愛くて撮っていた!」

鶴「あの、僕写ってますよね、黒くなってないですよね?!」

歩「大丈夫大丈夫。ちゃんと写ってる」

鶴「ほっ…」

都「包んだら鍋に入れてコンソメとローリエと水を入れて沸騰させて以下略で出来上がりだから後は灰汁を取って煮込み待ち!」

鶴「おぉー!」

歩「こっちも後はご飯が炊き上がるの待つだけだし、あいつ等の様子見に行くか」

都「麗緒ちゃんと出来てるかな?」

鶴「にぃ様と与人が喧嘩してなければ良いのですが……」





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