日々成長するもの
歩「な・ん・て・な!と言うことは終わらないのか」
輝「終わらないよ!ほら日記帳8代目!」
歩「ほおー結構マメに書いてるんだな」
輝「えっへん!」
歩「タイトルが日記帳毎に違うのか」
輝「うん。今回は会計感謝伝達計画ー!」
歩「その意味は?」
輝「感謝の気持ちを忘れない!約束を守ろー!」
歩「なるほどな。良い心掛け……おい」
輝「なに?!」
歩「この傷は何だ?俺知らないぞ?」
輝「えーと、これは……」
歩「これは?」
輝「練習中に切ったんだ、料理の」
歩「料理の練習?」
輝「おにぎりとか簡単なやつじゃなくてもっと手の込んだやつを作って食べて貰いたくて」
歩「輝利……」
輝「大根の桂剥きに挑戦して上手く行くまでやり込んでたらこんなに指を切ってたんだよね」
歩「その集中力は誉めてやるが大根の桂剥きしたものは何処にいった?」
輝「寺島の微塵切りの練習に使ってクズに処分させた!」
歩「俺は練習の成果を見たかったよ」
輝「見る?見る?!」
歩「刺身の日に頼む」
輝「任せて!」
歩「……成長したな」
輝「歩静?」
歩「よしよーしいい子いい子ー」
輝「えへへへへー!」
歩(俺も成長しないとな…ん?輝利、まさか大根の桂剥きだけを練習したのか?用途が余り無いような気が…まぁ良いか)
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