大将・瑰侠VS秋川(後編)

秋「しょうがないね。えーと…『自分をドSだと思った瞬間は?』…だって」

瑰「無いです」

秋「本当に?」

瑰「はい。余談ですが鬼畜、魔王と言われた事は有ります」

秋「あは、ふふ、ははは!うんうん、そっか!失礼な人達もいたもんだねー」

瑰「えぇ、愉快な人達ですよ。秋川さんの思った瞬間は?」

秋「俺は鬼畜とか魔王とかそう言ってくる人達を完全屈服させる瞬間、かな」

瑰「秋川さんも大変なんですね。次の質問お願します」

秋「さて、次は『好きな子はだれ?』」

瑰「一佐と答えておきますね」

秋「俺は俺の身内全員かな。ちなみに『その子にどんなコスプレをさせたい?』」

瑰「羊かな……もふもふ」

秋「瑰侠くんみたいに可愛い答えは思いつかないな。まあ、ミニスカポリスの格好してるみんなを爆笑するよ。『自分で着ろ』。だが断る」

瑰「3日前に着ましたよ、一佐と二人で。秋川さんって意外と……次の質問どうぞ」

秋「…俺が意外と、何かな?」

瑰「……精神年齢が低いですね。そう見せてるだけかもしれませんが、それだけです。質問を進めて下さい」

秋「ふふ、きっとどこかで何かを取り落としてしまったんだね。あ、次の質問だったね。『瑰侠くんにとってのエロとは』、瑰侠くんご指名だよ」

瑰「エロ…扇情的にさせるもの、かな?」

秋「なるほどね。お、これが最後の質問みたい。何々…『寝る時は全裸?』…」

瑰「いいえ」

秋「俺も全裸ではないな、という訳で全部を答えてみてどうだった?楽しかった?」

瑰「質問に答えるより秋川さんを見てる方が楽しかったと思います」

秋「えー?俺、そんなに面白い事してないんだけどな」

瑰「フフフ、質問終わったならこの舌戦はお終いですか?」

秋「うん、おしまい。俺は楽しかったよ、ありがとう」

瑰「此方こそありがとうございました」


両者退室により引き分け…?





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