苦しい。

息ができない。

「んんっ…ぐっ」

それでも、僕は

「もっと、舌つかえ」



この行為を止めない。



「出すぞ…っ」
「んふっ…ん!」

熱い液体が口内に注がれる。
躊躇うことなく、それを嚥下する。
その様子を、目の前の男は冷めた眼で見下ろしていた。



それでも、僕はこの行為を止めない。
そう、最初は嫌だった。
何度も許しを乞うた。


でも、いつからだろう。
止められないから、止めないと思うようになったのは。



いや、止めたくないのだ。





永遠に続けば、いいのに。





好きと言えるように。

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