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俺は、1週間前から変態に飼われている。
素っ裸にひん剥かれ、毎日5回とか10回はセックスする。
そのおかげでケツの穴が死ぬほど痛い。痔だろ、これ。
TVやケータイ、ラジオさえ制限されている。
窓も暗幕をひっ付けてあって、割と完璧に外の情報をシャットダウンされている。つまり、俺の今の全てはこの変態というわけだ。
何をしたとか、そういうのはない。別に普通に過ごしてきただけだ。
なのになぜ…。
ある日男が近付いて、一言こう言った。
「潮吹きしてみちゃおうか」
俺は意味分からんくて、男に潮吹きなんかあるのかよと思った。
どうやらあるらしいくて、男は右手にローションだけ持ってやる気満々だ。
女の潮吹きって手マン必須みたいなんだから、男はケツマンに手でぐじぐじやられるのかと思って、マジでビビってたのに。
どうやるのって聞いたら、「ちんぽ扱きまくるの」って言われた。
変態が言うと、こうも恐ろしいものなのか。
俺は、身体を拘束されていた。拘束されることで生まれる恐怖は、着実に俺を蝕んだ。
でも俺は、それに抵抗することができない。
怖くて、身震いをした。
「おびえないで良いよ、ちょっとトびそうになるくらい気持ちいいだけ。途中からちょっと苦しいかもね」
脅かしてんのはお前だろ、…なんて口を聞こうものなら、何をされるか分かったもんじゃないので、何も言わないことにした。
っぬぱ、ぎゅじゅ、じゅっ
もう俺は、3回目となる絶頂を迎え終わっていた。
既に身体はへとへとだった。男は「精子タンク空っぽにしてからやりましょうね」なんて言いやがった。
キモすぎ。精子タンクってなんだよ、しね。
「ぁへっ…うううぅ、がっ…んん…」
「ほら、4回目出せる?精子タンクから精子ミルクとぴゅとぴゅ出さないと」
もう出しすぎで敏感になりまくったちんぽと、まだ刺激される。
竿を高速で擦り、カリの引っかかるところに爪を立てられ、ちんぽの先端を指の腹で擽られる。
もう何とも言えない気持ちよさで、腰がカクカク震えてた。まじで気持ちいい。腰びくびくするっ…。
「っあ、あ、あ…」
でろりと、力など全くなく精子が垂れた。もう無理、出ない出ない。
俺が首を振って、涙ながらに変態を見上げると、変態はにっこり笑いながら言った。
「よしよし、精子タンク空っぽになったね、いい子いい子」
ちっとも嬉しくなかった。
男はローションと俺の精子を自らの掌にぬりつけた。
俺は快感で脳味噌とろんとろんに蕩けていたから、その掌にさえ欲情する。苦しいのにな、自分も馬鹿だわ。
マジで精子なくなってそうなちんぽが、ちんぽの先端がくぱくぱ開いたり閉じたりしている。
「じゃあ始めるよ。おしっこしたくなったら、遠慮なくしなよ?それ潮吹きだからね。後頭おかしくなっても飼ってあげるからね」
え、え、怖い怖い怖い。脅し?
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