君しか見えない(海老様へ 35000Hit企画)


ココロ+カナメ+ロミオ+ナナ+ギル
※memoの小ネタにあったif(ギルとココロが恋人同士)設定です


〜エントランス〜


「ギルーよかったら任務に行かない?」


「いや、俺は…「行くよね?」だから「行くぞ」…(ハァ)準備してくる」


「…最近ギルとカナメさん、一緒に任務に行く事が多いよね」


「そうだなーまぁココロをとられた腹いせな気がしなくもないけど、あんだけ一緒にいたら変な噂が流れるんじゃ…ってうわぁ!?」


「…………」


「え、えーと、ココロ大丈夫?」


「?何が?」


「何がって…今の見てたんだろ?」


「うん、二人で任務に行くんだよね。前はそんな事なかったのに、お姉ちゃんとギルが仲良くなってくれて嬉しいなぁ」


「(なんか、あんまり気にしてない感じ…?(ヒソヒソ))」


「(うーん…本当にこいつら付き合ってるのか…?(ヒソヒソ))」


「…………」




〜贖罪の街〜


「いやー悪いね、付き合ってもらっちゃって。ソロで行くとソーマがうるさいからさ、誰かと一緒なら問題ないでしょ」


「(それはそれで別の問題がある気が…ソーマ博士も大変だな)」


「あとギルがココロと一緒にいられなくてちょっとスッキリするし」


「やっぱりわざとか」


「付き合うのは認めたけど、邪魔しないとは言ってないよ?(ニッコリ)
…まぁ、そろそろココロが嫉妬するだろうからここらで止め時だけど」


「嫉妬?あいつが?」


「そう。結構我慢しいな所あるから分かりにくいけど、あの子もちゃんと嫉妬とかするよ。それが自分の大切な人なら尚更、ね」




〜ギルの部屋・前〜


「(ココロが嫉妬、ねぇ。あんまり想像できないな…)」


「おかえり、ギル」


「!ココロ、どうしたんだ?」


「えっと、別に用はないんだけど…入ってもいい?」


「あぁ…」


〜ギルの部屋〜


「…………」←ベッドに腰掛けてる


「…何か、飲むか?」


「ううん……それよりちょっとこっちに来てくれる?」


「?(スタスタ)」


―グイッ


「うおっ!?」


―ドサッ


「…………」←ギルの腰に馬乗りになる


「っ、ココロ?」


「私ね、ギルとお姉ちゃんが仲良くなって嬉しいんだ。嬉しい、はずなのに…その、二人が一緒にいるのを見てるとムッとするというか、胸の奥がモヤモヤするというか…………ちょっと、やだ(カァァァァ)」


「……!」


「あの子もちゃんと嫉妬とかするよ。自分の大切な人なら尚更、ね」


「…ごめん、変な事言って。すぐ退くから」


「…全然変な事じゃねぇよ」


―ガバッ←ギルが起き上がる


「わっ!」


「俺も付き合う前はお前と一緒にいる他の男…特にテルにはよく嫉妬してた。結構あったろ、二人でお前を挟んで言い合ってる事」


「…う、うん」


「けど今はちゃんと俺だけを見てるってわかってるからな、どうも安心してたみたいだ。不安にさせて悪かった…」


「……っ(ギュー)」


「カナメさんも今日で止めるって言ってたし、もう連れ回される事はないだろ」


「…今度ギルを連れ回そうとしたら、お姉ちゃんなんて大嫌いって言ってみようかな(ギュー)」


「やめとけ、下手したらショック死しかねないぞ」


「「…………」」


「ぷっ」


「はははっ」







振り回し、振り回され
(〜♪(スリスリ))(……ココロ、そろそろ離れろ。明日も仕事があるんだろ?)(!……私、明日は休みだからギルの好きにしてもいいよ…?)(〜〜っ!それ、他の奴には絶対言うなよ。言ったらただじゃおかねぇ)(ん…(コクン))



海老様お待たせしました…!リクエストは恥ずかしがるか嫉妬するココロでしたが、どちらかなんて選べなかったので両方書いてみました←
普段はヘタレなのに二人きりだと色々男らしくなるというのもおいしいと思いますmgmg
リクエストありがとうございました!

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