ホットチョコレート(左京様より クリスマスフリリク)


 今日はクリスマスである。アナグラの中も妙に騒がしい中、ラウンジの主であるムツミはウキウキとクリスマスパーティー様の飾り付けをしていた。
「ムツミちゃーん壁飾りこんな感じで良いー?」
「わあ素敵です!」
 エヴァンのどや顔が示す通り、紙で作った花やオーナメントで飾り付けた装飾は、おおよそ男子が行ったとは思えぬほど可愛らしい飾り付けだった。
「エヴァンさんって器用なんですね!」
「いやーそれほどでも!」
 スタッと身軽に脚立から飛び降りるエヴァンに、弟であるライアン・ヴェロニカが「危ない。」と眉間にシワを寄せながら兄に怒っていた。
 それを見て笑っていたのは同じブラッドのココロだ。
最近ブラッドに入隊したばかりのエヴァンとは良く任務に出ているのもあって仲が良い。今日の装飾もココロから誘われて一緒にやっているのだ。
「ココロのほうはどんな感じ?」
「カウンターだからあんまりゴテゴテしないように…だけどクリスマス感は出せた…かな?」
 テープでカウンターを縁取り、ランチョンマットはクリスマスカラーである赤色と緑色で揃えて、シンプルながらもココロがいう通りクリスマス感はちゃんと出ていた。
「流石ココロだな!」
「えへへ…それほどでも。」
「エヴァンさんココロさんライアンさんお手伝い有難う御座いました!」
 どうぞ、とムツミから出されたのはホットチョコレートドリンクだ。
「メリークリスマースっ!」
「エヴァンくん流石に早いんじゃないかな?」
「こういうのは楽しんだもん勝ちだよ!」
 クリスマスパーティーまで…あともう少し。



メリークリスマス吉乃さんへ。
エヴァとココロちゃんでした。
クリスマスらしくほのぼのと書かせて頂きました。エヴァがやかましいですが、敢えて静かなココロちゃんとは相性良いんでないかと思ry←

参加して頂き有難う御座いました!

※お持ち帰りは吉乃さんのみ可。


―――

またもや左京様の企画に参加させていただきました!左京様宅の新しいお子さんであるエヴァン君とをリクエストしたのですが…エヴァココに目覚めそうですふへへ(*^p^*)←
左京様、素敵な小咄ありがとうございました!

持ち帰り禁止

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