以前の日記に載せていた妄想文の一部です。パラレルとエロ多め。
ばらキャンドルで呂遼
2007/11/15
![](//static.nanos.jp/upload/i/interceptor/blog/3/22/20090704174019.jpg)
めずらしいものを貰いました、と。
花を模った蝋燭に火が灯された。
ゆるゆると立ち上りはじめた炎が、芯の根元を溶かしてゆく。
液状になったロウに、赤がゆれて映る。
濡れたように光るそれに、この男が重なった。
青ざめ、冷たくも見えるそのすがたが、こころが、情欲の炎に嬲られたとき。
頑なだったそれらが、ゆるみ、あふれ、とろとろと蜜を滴らせ熱く溶けおちてゆくさまを。
自分以外、誰が想像できようか。
炎が消えてしまえばまた。
何事もなかったかのようにふたたび冷たさと硬さを取り戻す。
知らぬ者が見れば、その身に熱などはじめから存在しなかったように。
いまどんな顔でいるのだろうと顔を上げる。
向かい合う男の瞳に、炎がゆらめいているのが見えた。
ゆれる炎を見ていたら、ロウって燃えてるときはゆるゆるエロエロなのに、火を消しちゃうと「今なんかありましたっけ?気のせいじゃないですか?」って冷静になっちゃうので、なんだよこの張遼め!ってなっておりましたの です(病気)
100円で一日中妄想できた(DAISO)
ちなみに火をつける前はこんな↓
![](//static.nanos.jp/upload/i/interceptor/blog/3/22/20090704174033.jpg)
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