ざわざわ…
「暑い…」
「いまこの世界は『夏』らしいな」
「『夏』って黒ぽんたちの世界では暑いんだっけ?」
「何故皆さん集まっているのでしょう?」
「それに不思議なものを着てますね。モコナあれがなにか分かるかい?」
「モコナ分かる!あれは『浴衣』っていうんだよ!マルとモロも可愛いのもってたー♪」
「夏祭り真っ最中なのかな」
「そこの姉ちゃん等!祭りに参加するなら浴衣を着なきゃならねぇぜ!
ないならここで浴衣のレンタルやってるよ!」
5人と1モコナは顔を見合わせる。
「小狼、どうする?」
「モコナ 羽根の波動は?」
「うーん… 向こうの方からする!」
「人がいっぱい集まってる方ですね」
「いってみるー?」
「どーせいくならさっさと行こうぜ」
「黒鋼!ちょっと待ちな!さっきのおじさんも行ってたけど、浴衣を着んにゃぁ祭りじゃねぇぜ!っつーわけで借りにレッツゴー♪♪」
「「「…………」」」 「「わーい!」」
というわけで、羽根を捜すという建て前のもと、夏祭りに参加することになった奈々達であった。
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