突然の来客

『今日はホントにありがとう!…聞いてもらえて、すっきりした。やっぱり溜め込むのはよくないね…』


と私は半場苦笑しながら言った。
リクオはそれに対し真面目な顔でこう言った。


「そうだよ!これからは1人で溜め込んじゃダメだよ!!」


…墓穴掘った?
まぁいいや…


『…努力しマス』


「ホントだからね!!…それじゃ、」


『うん。またね!』


リクオに見送って貰いながら帰路につく私。


(…そういえば確か…今日は鴆さん偏…私よく鴆さんと遭遇しなかったな)


私が起きたときはもうお昼過ぎで、今はもう夕方だ。


『…鴆さん大丈夫かな』


嫌な予感がした。
私は嗅覚を尖らせ鴆さんの家を探した。


『…ギリギリわかるぐらいか…こっち!!』


走り出した。




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