当て所なく、あてもなく



月のない夜道を 少し俯いて歩く
明かりはなくていい 行きたい当てもなし
踏み出した先に地があれば
いつかどこかに辿り着くだろう

月のない夜道を 少し仰向いて歩く
明かりはなくていい どこに向かうでなし
踏み出した先に地があれば
いつかどこかに辿り着くだろう

期待も不安もなく
ただ辿り着く確信を抱いて


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