The infinite world | ナノ



first story


これは、地球が滅んだ世界からやってきた未来人と、現代で生きる人間が、力を合わせて戦うヒロイックストーリー。

地球の自然現象を操り、世界と地球を消そうとする組織『ムンドゥス』
その存在は公にはならず、まだ遠いけれども近い未来、地球は、世界は、滅びてしまう。

その未来を阻止するために時空を超えて現れた人々、ソウルパートナー。
未来人と現代人、同じ魂を持つ存在が出会う時、ムンドゥスに対抗する力が生まれる。

お互いの魂を同調させて、眠っていた力を解放する。
誰かが戦わなければ、確実に訪れるという、滅び。

現代人は、破滅の未来を回避できるのか、否か。


−−−この世界は1つじゃ無かった。

時は20XX。
環境問題が深刻化する現世界の地球に、コンタクトを取った様々な世界があった。

それは、悲惨な結末を迎え、滅びた地球の、その後の惑星に住んでいる、未来の住人。

『未来の地球は滅びた』

衝撃的な言葉と共に、紡がれる言葉。

『我らの世界は、最早終末へ向かう』

『それを防ぐために、地球を守り、戦ってほしい…』

『"現在"の地球が救われるならば、我々の住む世界で起きている、様々な悲劇は繰り返されない』

『我々のような世界がこれ以上増えることはない』

『我々の力を、剣とし、盾として、この世界を、守ってほしい』
このまま過ごせば、未来には地球が存在しなくなる。

地球が消えた。

そのために、様々な悲惨な世界が生まれた。生まれ続けている。

それを防ぐには、現世界を生きる者達が、自然災害を装って地球を壊そうとしている組織を、壊さなければならない。

自分に何ができるか。
世界は、どうなるのか。

まだ何も見えない未来。
しかし、確実に未来からやってきたというツインソウルを持つパートナー。

動かなければ何も分からない、変わらない。
人々は、恐る恐る、ソウルパートナーの手を取り、ツインソウルを持つ者として、ソウルマスターの契約を交わす…

『リンク』

その言葉を、誓いに。

『俺は、世界などに興味はない。だが、お前を守ることはできる』

『貴方を信じた訳じゃない』

『待っていてください、必ず見つけてみせます』

『ただのおとぎ話やろ?』

『すべて終わらせてあげるよ、わたしたちごと、あんたたちも、全部!』

『なんで? 手を貸さなきゃいけないなんて決まりはないでしょ? それともご立派な正義感は他者の生活すら制限するわけ?』

『1度生まれた世界はどうなるの? 今が救われたとして、君たちは……』

『こんな……全部、全部、全部! なかったことにはさせない!』

『手を取ってください。そうすれば、きっとわたしたちは……』

『さよなら、もうここにはいられない』

『なんだか、恐いの』

『わたしは、貴方達こそ救いたい……!』

様々な想いと出会い
そして、世界は………………?

『終わらせません、絶対に』

『満たされることなどない。全て無駄なんですよ……?』

『じゃ、ちょちょいと手を貸してやりますか』

『お手並み拝見、ですね』

『助けて、消えたくない……ずっと、一緒にいたい……!』

『……だいじょうぶ、ぜんぶ、たすけてみせるから』


そして世界は、貴方に託される

…―突然の、出会い
…―明かされる、真実
…―芽生える、信頼
…―まだ訪れぬ、出会い

貴方が見る"セカイ"とは。
その時この"世界"は、どうなるのか。

…―終焉を告げる、音
…―貴方を信じる、声

運命とは、何か。世界とは、何か。


...The infinite world...


 

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