あとがき。 | ナノ

あとがき。
(長いので読む必要は特にありません)







おやすみ、という健悟の言葉で最後を締めて完結です。



長い間お付き合い下さりありがとうございました。
そして此処まで読んで下さった方々、御疲れ様でした。


ケンレンは元々、「別れない二人を書きたいなー」というぼやっとした妄想から出来ました。
いや別れんじゃね?と突っ込まれればそれで終わりなんですが。そこは突っ込まないでください。察してください。笑
なんてこたない日常を過ごしてるだけでしあわせだとかあったかいだとか、そんなお話をかきたかったんです。


BLはあれですよね、男女にはないものを乗り越えているわけですから、絆だったり信念だったり生半可なものじゃないんだろうなぁと思っているわけです。


こいびと、ともだち、しんゆう、かぞく、きょうだい。
そのぜんぶにお互いが依存している関係が羨ましいなーと。
そんなお話を書きたいなーと思って書いた話でした。


結局は健悟が何攻めなのか分からないままに終了してしまった気がします。
受け溺愛で受けだけに執着してて、とりあえずものすごく受けのことだけ考えてる人だったらどういう攻めになるんだろうと思った結果がこれでした……結局何属性の攻めだったんだろう。
友人に健悟を「大人になりきれない子供」と言われてすごく納得したことを覚えています。言っても23歳ですからね。全然若いです。子供です。


蓮に関しては、滅茶苦茶男前受けにしたかったのに結局乙女思考に寄っていくので、何度戻ってきてーと呼び止めたか分かりません……BLはファンタジーとは真だとおもいます。


あ。あと、よくご質問いただいていたのですが、悪友たちとは、くっ付けるつもりは全然なかったです。
蓮が女の子を好きなのも知っていたし、結婚しても飲み仲間で居れたらいいというか、一生笑って変わらない関係で居て欲しいです。


さてさて。


一応完結とは銘打ちましたが。
蓮が金髪にしている理由やらなにやらもまだ出ていないし、健悟の両親も曖昧なままだし、書きたかったキャラも出ていないし、なにより芸能人攻めがだいすきだというのにこんなにも芸能人攻めを活用できていない環境が苦しいです…ぜったい書きたい仕事風景…ライバル……!ギリギリ


と、いうわけで、なんだろう、第一部が完結したと思っていただければ…なげえよ!って感じ…ですが…笑
今度は蓮が健悟と同棲する大学生に成長した話を書きたいなーとぼんやり思ってます。


新しく書きたい話はいっぱいあっても、これだけ長く、2年位以上同じ話ばかり書いていたら中々切り替えはできなそうです。
ちゃんとしたかたちで完結したいです。


当初このサイトは本当に友人間のみの公開で、誰も見ないだろうと思ってランキングに入ってみたんですが、思いの外拍手やメールでコメントをいただけたり、空拍手をいただけたり、ツイッターでの応援、画像や小説をいただいたり、書いていて本当に良かったなーと思える出来事ばかりに出会えました。


皆様からのお言葉、訪問がなければこんなにも長い話は書けなかったとおもいます。
その証拠に、岡崎の人生の中で長編を完結したのはこれで2回目です。
他ジャンルで何十個と書いてましたが、そのすべてで挫折してました。笑


この長い長い話の中で、もし、どこかひとつでも気に入っていただけたエピソードがありましたらそれだけでしあわせです。
そしてもし宜しければそれを教えていただければ、もっともっとしあわせです。
最後と云うことでキャラクターの人気投票も行っておりますので、宜しければ立ち寄ってみてください。
こんなところまで長々と読んでくださってありがとうございました。


ケンレン。
全話合計約60万字のおはなしでした。
原稿用紙にすると1500枚分だそうです。


本当に、長々とお付き合い下さりありがとうございました。








岡崎 拝


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