クロロ萌え語りコーナー

2015/12/17


メリークリスマス!!


はい、今年もやってきましたね、ハンターファンが、世の女性たちの「イルミ(ネーション)綺麗////」っとかいう雑談に、「え!?イルミ!?どこどこっ!?!?」って過剰反応してしまう季節がやってきましたね。……え?私だけですか!?いやいや、誰しも一回は間違えたことあるはず……!!……たぶん!!!


……はい、ということで。


本題に入りますが、先日行ったクリスマス企画のアンケートで、「管理人の萌え語りが聞きたい」との項目が上位に入り、さらにはクロロの萌え語りが聞きたいとのお言葉もありましたので、この場を借りて『クロロ萌え語り企画』を行いたいと思います!!!


いえぇーい!!
ドンドン!!パフパフーー!!!!🎉🎉
ひゃっほーーいいっっ!!!



――はい、あまりのテンションの高さに読んでいる方々を置いてきぼりにしている気もしますが。萌え語りというものは、「好き」だとか「萌え」だとか、そういった情熱をこれでもかと入れ込んで出来上がるものなので、若干引かれるくらいの熱量過多なこんなテンションでも、「萌えて」「語る」と言うこのコーナーの性質上、趣旨から離れているわけではないかな!?……と勝手ながら思っております。


それでですね、私、「触れると火傷してしまうような熱量の高い萌え語り」で思い出すことがひとつあるんですね。それは、昨年(14年)夏に、他サイト夢管理人のNさんと交わした、クロロ萌え語りについてです。

その時、Nさんとは「クロロの魅力」について持論や考察を、何通かメールでやり取りをさせて貰ったのですが、そのクロロ萌え語りの熱いこと熱いこと。本当に文字から情熱の炎が踊り出してくるようで、私はそのクロロ萌え語りでさらにクロロへのキャラ愛を深いものとし、小説を書くエネルギーとさせて貰いました。

やっぱり、「クロロ萌え語り」のコーナーを作るのでしたら、これくらい熱量の高い語り合いがあるべきだなーと思うんですよね。

それで、Nさんに過去のメールの転載・加筆・修正の許可を願い出たところ、匿名&サイト名等々を表記しないとの条件で承諾して頂けたので、これからのクロロ萌え語りはそのNさんとのやり取りを含めて進めさせて頂きますね!!


まずは、Nさんについてのご説明。



▼ Nさん

百万字を超える超長編のクロロ相手夢を始め、10を超す完結済みクロロ長編、30を超すクロロ短編と、クロロへ飽くなき愛を注ぎ続ける、とあるクロロ夢サイトの管理人様。

私とは、クロロに対するキャラ解釈や作品傾向などなどが合致したことがきっかけで、サイト開設当初から五年以上仲良くさせて頂いている方で、さらには二年半前、サイトを仮閉鎖しそろそろ夢界隈から離れようと思っていた頃、その変わらない優しさと情熱で、私をサイト再運営・小説再執筆へと奮起させて下さった方です。



あの時Nさんに温かい声を掛けて頂けなかったら、とっくにサイトを消して夢から去っていたかと思うと、感謝してもしきれないですね。





はい。それでですね、そんなNさんとクロロ萌え語りをさせて貰ったきっかけなんですが、ことの始まりは1年前、2014年の夏に私が「管理人への質問コーナー」を企画したことに端を発します。

この企画コーナーは今もmainページにコンテンツとして置いてありますが、簡単に説明すると、サイト訪問者から頂いた質問に私がお答えすると言う、その辺に有り余るほどある変哲もないコーナーだったんですけど、そこでサイト訪問者の方から「クロロ・ヒソカ・イルミ、3人についてどういう解釈を持っていますか?」との質問を頂いたんですね。

昔から萌え語りが好きでしたので、私はこの質問に嬉々として答え、気づけば長編1話分くらいの分量となってしまいました。

しかし、オタクは一度語り出すと止まらないww←

たった数千字の萌え語りでは萌え語りたい衝動は冷めやらず、Nさんにこの質問企画の返答ページのURLを送りつけ、「私、クロロの解釈こんなかんじなんですけど、Nさんはどう思います!?!?」と鼻息荒く迫ったのが始まりですね。



以下はそんな私とNさんの2014年時点のクロロ萌え語り考察と、それに現在の私のクロロ考察を書き加えたものになります。






基本的に、長文&萌え暴走な内容となっておりますので、そう言ったものが苦手な方はブラウザバックを推奨いたします。


では、始まり始まり〜(=゚ω゚)ノ







まずはことの発端となった質問企画コーナーのクロロキャラ解釈部分をぺたり




凛香→Nさん
2014/08/01


クロロ・ヒソカ・イルミについて、どんな解釈を持っているか?という質問を頂きました。質問を下さった方、ありがとうございます!!早速お返事させて頂きますね。


◆ クロロ=ルシルフル


基本的に作品内に自分のキャラ解釈を書いているので、読んでいる方はお気づきかもしれませんが、私の中のクロロのイメージは端的に言うと「残忍で冷酷」です。自分と自分の許した存在(旅団員)以外の人間が、目の前で生きようと死のうと心はピクリとも反応しない。そんな冷酷さを持つ人間だと思っています。

それと同時に、大変理知的であり、全ての物事を理性と理屈で考えている存在だと思います。彼にも感情があり、喜怒哀楽を感じるには感じるのですが、それが理性の範疇を超えることはない。どんな感情も理性で押さえつけ、また、理性でコントロールする男、それがクロロ=ルシルフルだと思います。


例えば、ウヴォーが死んで「悲しい」と感じるとします。普通の人間なら、その悲しみで泣き喚いたりヒステリックになったりすると思いますが、彼は「あぁ、自分は今悲しんでいるんだな」と感じるのみで、「悲しい」という感情に振り回されて行動したりしない。「彼が死んで悲しい」「彼を弔いたい」そういう感情を俯瞰して見て、「では、それを実行するためにベストな行動は何か」そう考えその先をシミュレーションしてから、初めて行動する。そんな思考回路になっているのではないかと思います。

自分自身を俯瞰する存在がいて、それの外側でさらにその存在を観測する存在がいて……といった感じで自分自身を極めて客観的に見ている存在だと考えています。自分と旅団にとって益になるかならないか、メリット・デメリットを意識的無意識的に考えながら生きている。彼の行動全ては理屈で説明つくものだけで、理論の展開が出来ない行動は一切しない、クロロはそういった存在なのだと思っています。


だからこそ、逆に説明のつかないものーー「感情」には非常に疎いと思います。ゴンも尋ねていますが「関係ない人間を無差別に殺せる」のも、「殺す」ことの必要性を感じたから。または「生かしておく」必要性を感じなかったから。ーーだから殺した。「殺す必要性」や「生かしておく必要性のなさ」は彼はすらすらと九九を唱えるより簡単に説明することが出来ますが、「どうして殺そうと思ったのか」「殺して心は痛まないのか」といった感情や心の奥深くにある動機は自分でもよく分かっていないんじゃないかと思います。必要だからそうした。それ以外の答えは上手く答えられないんじゃないでしょうか。


ここまでが解釈で、こっから先は私の妄想になりますが、クロロは「理性的で理知的である」からこそ、感情で動く人間を酷く愚かな存在だと感じています。だけど、それと同時にそんな強烈な感情を持った人間に理解不能だと思いながらもほんの少し羨ましいと憧れを感じていまーーーーというか、感じているといいなぁ(願望)

まぁ、そんな願望と解釈があって、長編夢主との出会い&展開はあんな感じになりましたw


それと、私独自のキャラ考察というかキャラ解釈というか、まぁ、有体に言えば、妄想ですが、彼は個人的に流星街の上の人間と取引があると思っています。いつか考察として別ページを設ける予定でしたが、クロロについてちょっと語らせて頂きたいと思います。


冨樫先生はゼロ巻に一問一答でクロロのことについてこんな風に語っています(以下引用)


◆幻影旅団の中で一番のお気に入りのキャラと、その理由を教えてください。

◆団長ですね。ちょっと話それますけど、オレ立候補するやつって信用出来ないんですよ。だから政治にも政治家にも根強い不信感があって、立候補するような奴が共通して持っている「何か」が結局諸悪の根源のような気がしてならないんですよ。話を戻しますと団長は望んで団長になったわけではないんですよ。まぁ、作品で説明するつもりなので詳しくは触れませんが「決まったことだから頑張る」って性格だったり設定が好きなんですよ。オレ自身にないものなので。オレだったら意に沿わずに決定されたら、無視するかふてくされてだれるんですけど、頑張っちゃう人ってすごいなぁと思うわけです。


要約すると、

@クロロは自ら望んで団長になったわけではない
A決まったことだから頑張る
Bクロロは意に沿わないことだけど頑張っている(のでは?憶測です)

ということになります。

クロロが団長をしていること、つまりは幻影旅団の活動は『誰か』に請われて求められてやっていることーーということになります。

幻影旅団の活動『主に窃盗と殺人、稀に慈善活動』、これが『誰か』に請われて求められている。では、誰が求めているか?


答えは明白ーーー、『流星街の人間』です。しかも、クロロに団長になれと言える存在の人間、『流星街の上層部・上の人間』となります。


ここで、流星街がどんな街か考えましょう。


流星街。それはなにを捨てても許される場所。政治的空白地であり、ここには誰が何を捨てても一切の干渉がない。しかし、政治的空白地であるが無法地帯と言うわけではなく、議会制度がある模様。住民同士の同族意識は非常に高く、何らかの事情で虐げられた場合には自爆テロまでして報復をしたこともあるほど。


私は流星街の人間は、『外の世界から奪われ虐げられ続けた存在』だと考えています。自分の中で富を築き上げても、外に奪われてしまう。どんなにどんなに頑張っても報いが全くない世界。そんな世界が流星街だと思います。


では、奪われ続けた人間が、歯を向ける時、それはどんな形となって表れるか?


ーー私は、その答えが『幻影旅団』だと思っています。



自分たちを虐げ奪ってきた憎い憎い『外の世界』
彼らから、奪い返そう、何もかもーーー。


住民たち(一部の住民かもしれませんが)はそう考え、力を持つ存在の誕生を願い続けていた。そして、力を持つ人間は現れた、それがクロロ=ルシルフルと、その仲間たちだった。議会は彼らに目をつけ、そして命じた、



【外の世界から奪われたモノを取り返せーー】と


だから、クロロは奪い、そして、殺す。
外の世界のものだから殺しても奪っても良心の呵責が生まれることはない。話は冒頭部分に戻りますが、クロロが「残忍で冷酷」と言ったのは、そういう意味です。外の世界だから外の人間だから気にするほどのことでもない。そう考えているのではないかと思います。


でも、『A決まったことだから頑張る』、その根底には『優しさ』があると思います。おそらく、クロロは自分側だと思った人間ーー旅団員・流星街出身者ーーには、優しいのだと思います。


前述のようにな関わりが旅団と流星街の間であると思っているので、私は「クロロは自分の『欲しい』という欲望に従って旅団を動かしている」というよりは「理念に従って旅団を動かして」おり、クロロ自身の『欲しい』という欲望はそこまで強くないのではないかと思っています。

どのタイミングどんなお宝を奪うか、それがおそらくクロロに一任されているだけで、クロロ自身がどうしても欲しいってわけではないんじゃないかと思っています。

『何かが欲しい』っていう感情・欲望ではなくて、『外の世界から奪う』ためには何が一番効果的なのかということを理知的理性的に考えて決めているのでしょう。だから、一通り愛でたあとはそれを惜しげも無く手放してしまうのではないでしょうか。


だからこそ、私の小説内でのクロロは『幻影旅団の団長であること』これに並々ならぬ想いを注いでおり、『旅団の活動』を第一に考えています。長編夢主が『写真のあの人』に執着するのと同じくらい、もしくはそれ以上に『幻影旅団の活動』へ確固たる意思を持っています。

長編小説内で、クロロを恋愛のお相手として書き進めていますが、実際のところ、クロロにとっての優先第一位はどんなことがあっても『幻影旅団』であって、夢主が入り込む余地はないと思っています。でも、だからこそ、そんなクロロを崩したいと思い、小説を書いているのかもしれませんね。


ちなみに、私が考えるクロロにピッタリな夢主は、クロロのそういった苦しみ・重圧を理解し支えることのできる流星街出身夢主・または流星街時代を共に生きた夢主ーーなのではないかと思っています。



なんだか、長くなってしまいましたが、この辺りが私のクロロ解釈となります。妄想過多な解釈ですが、こんな解釈もありだな、と思って頂けると嬉しいですね!





自分で読み返しても「語り過ぎだろコイツ……」ってドン引いちゃうんですけど、その時の私は萌え語りが滾りすぎて、この萌え語りURLを貼り付けてNさんに「私、こう思うんですけど、Nさんはどうお考えです!?!?」と鼻息荒くメールを送っております。
優しいNさんは、こんな突然のメールにドン引く事なく、萌え語りに乗って下さいました!
以下が頂いたお返事です。




Nさん→凛香
2014/08/02




クロロさんが理性のコントロールに長けた人間だというのには大きく頷きます。ウボォーさんの死の件の例は分かりやすかった!

そのとおりそのとおりって頷いて読んでて、きっとクロロさんはそういう人だから、感情的に、あるいは感傷的には(このままでは一生)なれないのだろうなと思います。
感情が欠けているようなタイプではなく、感情はあるけどそれすらも無意識のうちに他人のもののように切り離し客観的に分析しコントロールしちゃう人なんだと。(予断だけど、本質的なところで本当に感情の欠落があるのはシャルくんだと私勝手に思ってます。)

ただ、クロロさんの動機の言語化の云々部分を考えると、もっと根本的に、クロロさんが人と違うんじゃないかと思ってて。理性のコントロールに長けたっていうより、本能も理性も感情も全部同じところにあるのがクロロさんかもしれないなーと。

人って、本能の上に感情、その上に理性、となるのが一般的な普通かなと思うのですが、クロロさんは全部同じところにある。それは全部が上じゃなくて、全部が下のところで、つまり、クロロさんにとって、クロロさんが考えることは本能であり、感情であり、同時にコントロールできる理性であると。全部同じところで、しかもすべてが自分の一番深層部分にあるものだから、(自分を奥深くから曝け出す行為だから)言語化するのは苦手になるのかなーと。そんなふうに考えてました。

クロロさんにとって感情はイコール本能でありコントロールした理性である、それを引っ張りだすということは、人に曝け出す行為だから、自分の感情を奥深くから引っ張り出せない。
だけど、旅団員たちのようにある程度心を許している人たちに対しては、(普通の人が知り合いに心を許すのと同じで)自分を曝け出せる部分もある。それがクロロさんの旅団員に対しての情。ゴンくんの質問に対しての「関係ないからじゃないか」という返答も、「自分に関係あるかないか」を基準にして殺せるか殺せないかなどのを導き出すという基準値が、まず自分基準っていうところからして、思いやり(みたいな優しさみたいな)を無関係の他人に向けるっていう考えが根本からない。でもひとたび彼にとって関係ある人間になれば、その相手には優しさ(みたいなもの)を向けることも出来るんだろうなっていう・・・(凛香ちゃんと一緒で私も願望!!)


残虐性という意味ではクロロさんよりフェイタンの方が強いのですが、冷酷さという意味ではクロロさんは間違いなく冷たい人間だと思います。

上述した「自分に関係あるない」基準がまず・・・。関係なければ、彼にとって自分の感情も本能も理性すら向かないから、まったくもって興味がわかないどころか、無機物と一緒、そこにあるだけ。邪魔だから殺す、というのも、そういうことなのかなと思ってます。冷酷になろうとしてなっているわけではなく、関係ないものとあるものを基準値にしてしまった結果の極端な二分化だろうなーと。だからこそそこに残虐性はなくて、その冷酷さを自覚できないのことがクロロさんの残酷さだろうと思います。


決まったことだから頑張る、に対して、決まった考えはないのですが、凛香ちゃんの言ってた流星街の議会との繋がりはやっぱり考えましたねー。(フィンクスのじじい発言やクルタ虐殺の点を含めて!)外の世界へ奪い返しにいく、というところまでは考えてなかったので、そのあたり新鮮でした!

あと議会とは協力してて横繋がりはあっても縦繋がりはないってことで、クロロさんの血族が流星街に存在していたら、というのも考えました。

今の段階で生死どちらでもいいのですが。兄弟とかでもいいのですが、たとえば両親と一緒に捨てられた(両親から捨てられたという意味でなく、両親もろとも”何か”から捨てられたの意味で)とか。

クロロさんが自分の誕生日知っててファミリーネームも名乗れるのはそういう理由だったらオイシイなーとか。その血族の関係から「決められたことだから頑張る」っていう理由を引っ張りだしてきててもオイシイなーとか。兄弟とかなら、彼らの死による残された意思を継いでるから決められたことだから頑張る、でもいいんだけど、上述したクロロさん像だと人の意思を継ぐような甲斐性はなさそうなのでしっくりきてません。まんまタッチじゃんってことで、これも設定はオイシイんだけどね。

ざくっと、こんな感じです。なんか感想なのか自分の思ったことツラツラ書いただけなのか、変なお返事になってすみません。





あああああああ!!!今読み返しても、「そう!そう!そうなんだよおぉぉぉ!!」としか言えないお返事!!ああああ、クロロさんの思考回路を読み解く機械が欲しいよおぉぉ、ドラえもーーん!!!




凛香→Nさん
2014/08/02



お返事ありがとうございます。ふむふむなるほど、と頷くことが多かったです。

>感情が欠けているようなタイプではなく、感情はあるけどそれすらも無意識のうちに他人のもののように切り離し客観的に分析しコントロールしちゃう人なんだと。

この部分はもう首がちぎれん勢いで頷いましたね。
そうそう、そうなんですよね。感情が欠けているんじゃなくて、その感情を己から切り離して俯瞰して、分析するのがクロロって感じで。だからこそ、分析・コントロール出来ない感情ってので困惑するクロロを書いてみたいって思っちゃうんですけどねw


>理性のコントロールに長けたっていうより、本能も理性も感情も全部同じところにあるのがクロロさんかもしれないなーと。(略)つまり、クロロさんにとって、クロロさんが考えることは本能であり、感情であり、同時にコントロールできる理性であると。


ここには、なるほど、そういう考えもあるんだなぁって、目から鱗じゃないけど一歩踏み込んだ所で考えてるんだな、さすがNさんって思いましたね。確か、前、こんな内容をNさんが文章化していた気が……それに私もなんかお返事を送った気がするけど覚えてないです(笑)


これを読んで思ったのが「クロロの本能ってなんだろう?」ってことで。


食欲・睡眠欲等の生理的欲求?それとも自身の保全に関する安全欲求?どこかに属したいという社会的欲求?それとも認められたいという尊厳欲求?自分を表現したいという自己実現欲求?

マズローの欲求段階説じゃないですけど、クロロの安全欲求から先の欲求ってよく分からないんですよね。それが存在しているのかすら不明。イメージ出来ない。今は客観的に見ても生命の危険があるような飢えた暮らしをしているわけないのに、なぜか安全欲求段階で止まってる気がしてならないんですよね。なんででしょうか。

私はクロロの「本能」って言葉をNさんから聞いた時、「生存本能」→『ただ欲しかった』(感情)の部分しか繋がらなくて、それ以外の本能ー感情の繋がりはあまりピンとこなかったですね。そもそもクロロの本能とは……という堂々巡りばっかりでw

感情はある、喜怒哀楽はある、でも何か重要な部分がぽっかり空いている気がしてならない。それが何なのか、私もちゃんとは説明出来ないんですけどねー。

>「自分に関係あるかないか」を基準にして殺せるか殺せないかなどのを導き出すという基準値が、まず自分基準っていうところからして、思いやり(みたいな優しさみたいな)を無関係の他人に向けるっていう考えが根本からない。でもひとたび彼にとって関係ある人間になれば、その相手には優しさ(みたいなもの)を向けることも出来るんだろうなっていう・・・


うんうん、この部分もすっごく良くわかります。願望ってのも一緒w
「関係あるかないか」が判断基準ってのも分かります。私の場合、「関係あるかないか」に加えて「自分(旅団)にとって有益であるかないか」って基準と、おそらく無意識的に「外の世界の人間かこちらの世界の人間かどうか」ってのがあるんじゃないかと思ってます。

考察っていうより、過分に妄想&願望が入っていますがw

>関係なければ、彼にとって自分の感情も本能も理性すら向かないから、まったくもって興味がわかないどころか、無機物と一緒、そこにあるだけ。


「無機物」って説明、凄くしっくりきたーー!!うんうん、私もクロロは「関係あるかないか」で判断する人間だと思っていたけれど、どうでもいい人間が「無機物」って説明は、言い得て妙っていうか正にその通りだと思います。


>あと議会とは協力してて横繋がりはあっても縦繋がりはないってことで、


私も議会とは協力関係にはあるけど、縦繋がりではないと思ってるなぁー。議会の要請がきっかけになったとしても、決断したのはクロロで。結成後、議会の命で動くことはあったかもしれないけど、議会の下部組織では決してないと思いますね。納得いかないことは突っぱねるだろうし。


>クロロさんの血族が流星街に存在していたら、というのも考えました。


これは全く考えなかったーーーー!!!!


>クロロさんが自分の誕生日知っててファミリーネームも名乗れるのは


そっか、クロロって自分の誕生日知ってるしファミリーネームも名乗れてるんだった!!!そっか!!!そういうのもありだね!!!!!


>その血族の関係から「決められたことだから頑張る」っていう理由を引っ張りだしてきててもオイシイなーとか。


美味しい!!!!なにそれ美味しい!!!!


>上述したクロロさん像だと人の意思を継ぐような甲斐性はなさそうなのでしっくりきてません。

いや、それも分かるけど、美味しい!!!その設定のクロロ美味しい!!!!


………すみません、荒ぶって。でも、美味しい設定ってのはよく分かりますw

私は、あまりクロロの流星街時代のことって考えなくて。世界観考察として旅団と流星街の関係を考えたりはしますが、流星街時代の夢妄想は意図的にしないようにしてるんですよ。Nさんの流星街幼馴染夢主を私も考えなくもないですけど、それを妄想して一度何かが繋がっちゃうと、「夢と現〜」の方が書けなくなっちゃう気がしてるんですw

だから、Nさんみたいに同じ相手で色んな夢主で書ける人ってすごいなぁと思うし、流星街時代の過去妄想ってのもあまりやらないので、血族関係の意思をついで「決まったことだから頑張る」って設定もずっごい新鮮だったし面白かったです!!

ほんと、その設定だけでも美味しかったですご馳走様でしたーー!!!




原作にない捏造過去は出来るだけ考えたくない派だけど……ううう、ファミリーネームを名乗れる理由とか、なにそれ美味しすぎる……ぐはっ(吐血)




Nさん→凛香
2014/08/03



>感情はある、喜怒哀楽はある、でも何か重要な部分がぽっかり空いている気がしてならない。それが何なのか、私もちゃんとは説明出来ないんですけどね。

そうそう、そうなんですよね。何か重要なところがぽっかり空いている気がするけど、それがなんなのか分からないし、考えても考えても分からない!だけどそのぽっかり空いてて私たちがいくら考えようとも答えの出ない部分がクロロの魅力なのかなとか思ってます。

クロロさんの本能、クロロさんの欲求、かー。ぱっとこうだーっていうのが出てこないなー。確かにつきつめていけばクロロさんにも大なり小なりの社会的欲求や尊厳欲求がありそうな気はするんだけど、知りたいのはもっと本質的な欲求なんだよね。

無難なところで、証明欲求や自己認知欲求が強いのではないかと思うけど、それもスッキリくる感じでなくて、クロロさんって本当に欲求あるのかなーっていうのが私の感想かな。

本能・感情・コントロールできる理性が同じところにあって、理性が感情も本能も管理下においてしまうなら、本能からの欲求なんて生まれるのかな。生まれないのかもしれない。

それこそ、肉体機能に最低限必要な生理的欲求だけしか本当は持ってないのかもしれないなーって。

でも、幼い頃には他にも欲求がきちんとあって(はじめはただ欲しかった)、それが「あれクロロ?」発言の前の何かがあったときにすっぽり抜けた(抜けたっていうより、クロロさんが本能・感情・理性を同じ階層に落ち着けてしまった)から、それ以降なんの欲求も生まれなくなってしまったっていう。

今残るのは生理的欲求と、あって自己認知欲求くらいなんじゃないかなーとか思ってます。じゃあ何のために生きているのかっていったら、決められたことだから頑張る、だけなのかなって。決められたことだから頑張るけど、死んでもかわりはいるから生存欲求もなくて、肉体を維持するにあたっての生理的欲求だけがクロロさんに残っている本能なんじゃないかって。

もうほんと妄想があっての考察になってるけど。妄想なしの考察だとクロロさんの本能・欲求って分からなくて分からなくて凛香ちゃんが言ってたように堂々巡りだよ。

私はクロロさんを考えるとき、こういうことがあってのクロロさんとか、こういう欲求を持つクロロさんとか、先にある程度、原作クロロさんに加味して仮定してから、その仮1のクロロさんを連載Aに、仮2のクロロさんを連載B、仮3のクロロさんを連載Cに、みたいにして作品を書くことが多いのかも。この作品ではクロロさんはこういう面を出したクロロさんでいきたいっていうのがあるから。

こうやってクロロさんをクロロさんだけで考察することってほとんどないんだけど、それはぜんぶ作品内で考察みたいにしちゃって書いているせいもあるかもしれないです。もちろん捏造含んだ考察結果になるんだけどねー。

私普段はお話書きながらぼんやり思っているだけで、真面目に構えてのキャラ考察して言葉で表現するってことほぼしないから、こういう機会もらってクロロさん考えるのも楽しいです。





クロロが蜘蛛の頭となるために切り捨てたモノ・諦めたモノ。それがいったい何だったのが考えるだけでクロロぉぉぉぉぉぉ;;;;


凛香→Nさん
2014/08/03



>クロロさんの本能、クロロさんの欲求、かー。ぱっとこうだーっていうのが出てこないなー。クロロさんって本当に欲求あるのかなーっていうのが私の感想かな。


あぁ、やっぱりNさんもそうでしたか。私もNさんと同意見です。

「肉体機能に最低限必要な生理的欲求だけしか本当は持ってないのかもしれないなーって。」ってNさん言ってましたけど、私も「生存欲求」しかクロロにないんじゃないかって思います。生存欲求ってのもなんだろう、「生きる」ための欲求っていうより、生命維持に必要な必要最低限の欲求って感じ。あ、Nさんの「生理的欲求」って言葉の方がしっくりくるかも。

いや、他の欲求もあるんだと思うし、全くないってのはおかしい話だからあるはずなんだけど……具体的に同意的にどういったものなのかイメージつかないです。ホント、堂々巡り。

幼い頃には他の欲求がきちんとあって……ってのは私もそう思います。でも、旅団を結成した時に、その他の欲求を理性で抑え込むようになったのか。それとも、もう知覚出来ないレベルまで沈めてしまったのか。

私は、欲求が生まれないよりも、「知覚出来ないレベルまで抑え込んでる(本当は存在している)」や、「理性で抑え込んでいる(理性の抑制が緩まると感知出来る)」って方が、二次的に……っていうか夢的に美味しいなぁーーーっと。そこを夢主がすくい上げる事ができれば、クロロともっと深い仲になれるという意味でですけどwww


>じゃあ何のために生きているのかっていったら、決められたことだから頑張る、だけなのかなって。


この一文だけで、一万字の短編書けるくらい胸がキュンときましたよ、Nさんどうしようぅぅぅぅぅぅ///////




クロロ流星街時代夢主で。


「行っちゃうの……?」
「あぁ、仕事だからな」
「でも、死ぬかもしれないんだよ?」
「そんなこと、分かり切っている」
「……なんでっ!なんでっ!そんな冷静な顔でいられるの!?死んだら……死んだら、あのゴミ溜めに棄てられたあの醜い肉片みたいに、蛆虫にたかられて眼球のぽっかり空いた瞳でただただ宙を見上げながら腐っていっちゃうのに……っ!」
「……それでも、オレは行く」


決めたことだからーー


女の頭をぽんぽんと二度叩いて去っていくクロロの瞳には、何事にも変えがたい強い意思の光が宿っていた。





……みたいな。

戦地に旅立つ兵士のようなクロロの横顔とかいいですよね////まだ、蜘蛛の活動を始めて幾ばくかも経っていない所で、こんなやり取りがあったら萌えます/////


>私はクロロさんを考えるとき、こういうことがあってのクロロさんとか、こういう欲求を持つクロロさんとか、先にある程度、原作クロロさんに加味して仮定してから〜(略)

なるほど、クロロ×◆◆ってのがあっての作品なんですね。私はクロロをクロロだけで考察しちゃっていて、何かをプラスαで加えて考えることってしなので、やはり作り方って人それぞれなんですねー。

確かにプラスαの要素を加えてどう行動するかってのを考えた方が選択肢も想像の余地も広がる気がします。Nさんが色味の違うクロロを何種類も書ける理由が分かった気がします!

Nさん、この度はクロロ考察&萌え語りにお付き合い下さりありがとうございました。
自分と近い解釈でも、その深さや、深く考えている部分に違いがあって、その違いになるほどと頷いたりそこに新しい発見があったりしました。とても充実した時間が過ごせました。

ありがとうございました!!

あ、今度機会あったら、流星街の社会的仕組みと議会制度について、クロロ妄想含みつつお話ししましょーーー!!!





………といった具合でNさんとのクロロ語りは幕を閉じました。
はぁ、いま読み返しても、熱い熱い熱い!!!
何だこの焼けるような熱量はぁぁぁーーー!!!
二人ともクロロのこと好きすぎるだろ!!!!

いや、好きなんですけれどもwwww

Nさんのことを存じ上げない方からしたら、「突然二人が語りだしちゃって何これ……(・ω・`)」って思うかもしれませんが、私は!!このコーナーが纏められてむっちゃ嬉しいです!!!

いやあね、萌えが高まって高まってどうしようもなくなっているのに、喋る相手も発散する場所も語る場所もない!!そんな時に、自分の萌え語りを読み返して「うんうん、そうだよね、分かる分かるぅぅぅ////」って自分に相打ちを打っている人間なので、ヒソカに続いてクロロの萌え語りコーナーが出来るのはとっても嬉しいのです、しかも、自分ひとりだけではなくて、同意してくれる誰かがいるなんて、これ以上元気付けられることないじゃないですか!?!?





そんなこんなで立ち上げられたクロロ萌え語りのコーナーですが、上記の部分は過去のまとめなので私自身はまだ語り足りず、結構な文字数となっておりますが、まだまだクロロ萌え語りコーナーを進めて行きたいと思います!!


クロロの魅力とは
2015/12/19





前述の部分は主にクロロという男に対しての考察がメインでした。クロロの精神構造や思考回路、その他、クロロ=ルシルフルという人間がどうやって作られてきたかについて、Nさんとのメールのやり取りを主に語ってまいりましたが。

では、そのクロロ=ルシルフルのどういったところに萌えるのか、どういったところが魅力的なのか、といったところについて言及していきたいと思います!!



むしろ、こっからが萌え語りの本番ですねwww
うっひょひょぉぉxwww

長文で読むのも疲れている頃かと思いますが、オタクはやはり語り好き。一度語りだしたらそうは簡単には終わりませんwww


はい!


前述のクロロ考察をした時は昨年の夏で、今から約1年半前になります。このころ、長編小説がどのあたりにあったかと言うと、10章〜11章で、クロロとの二度目の邂逅が終わり、ヒソカとハンモックでわちゃわちゃやってた頃ですね!

基本的に萌えは小説内に入れ込む人間なので、この時のクロロ萌えは、クロロのミステリアスさ、これに限ります!

人当たりの良さそうな笑顔の好青年ながら、底の見えない得体のしれなさを持ちつつ、その本来もった整った顔立ちで出会った女性を翻弄する、そのミステリアスさと色気がこの時の最大の魅力だと思ってます。

私自身、小説書きながら、クロロの指先や髪質、瞳の色味や視線の動き、その温もりや息遣い、あれやこれやを細かく脳内に思い浮かべて、「んあああああ!!!クロロさぁぁん!!格好良い、格好良いよぉぉぉ/////」ってな感じで書いていましたね。脳内クロロさんは本当にめちゃくちゃ格好良いのに、私の描写力が拙いばっかりに彼の魅力の半分も書けていない感じがもどかしくてもどかしくて、「クロロさんの魅力はこんなんじゃないんだよぉぉぉ;;;;」って心の中で何度泣いたことかw

凛とした知的な黒い瞳で囁きながら手をぎゅっと握って綻ぶような笑みをするクロロさん。そんなことされたら世の中の女性のほとんどはその場で卒倒すること間違いないでしょう!!例えそれが計算された演出だとしても、もう、どうにでもしてくれっとなってしまう、それがクロロさん。罪深い男です。

しかし、そこはクロロさん。目の前で女が目をハートにして見つめていても、その心が動くことは微塵もありません。その本質は冷酷で残忍。目的のためには手段を選ばない。優しい笑顔の奥に潜むその冷酷さが、彼の魅力をさらに増幅させ、一度ハマったら抜けられないような、中毒性を生み出しているのでしょう。

短編でも、クロロの魅力にハマっていく女性たちの話をいくつか書いておりますが、それは上記のような部分に私が萌えているせいですね、間違いない。クロロにとっては日常の一部でしかない、特別性も何もない、袖触れ合っただけの関係であっても、クロロの魅力にハマりそのまま人生を破滅させている女は五万といるのではないでしょうか。いや、いるはずです!!

……まあ、そんなこんなで、短編&長編前編では、そんなクロロのミステリアスさを前に出した魅力を入れ込んでいます。






さてさて、話は少し変わりますが、これをお読みの皆さんは、アダルトリオの中では誰が一番落としにくいと思いますか?

恋愛的な意味というか、相手を信頼するという意味で、です。

基本的に、彼らは己を信じて生きている人間なので、誰かを信頼して好きになるということをしないと思うんですけれど、百に一、千に一、万に一、の確率で誰かに心を寄せるとしたら、誰が一番それをしづらいと思います??




…………



……………………




……………まあ、色んな意見があるとは思いますが、





私は、クロロだと思います。



まず、イルミですが、イルミは己を偽るという事をしません。己の価値観(ゾルディック基準の価値観とも言う)を信じて生きており、例えそれが世間一般から掛け離れていても、特にそれを疑問に思うこともなく、また、それを直そうとも思わずに生きています。

自分を偽ったり、世の中に迎合するような態度を取る事をしません。イルミには表も裏もないのです。

なので、イルミに興味を持ってもらい、一定基準以上の関係性が出来上がったら(それが難しいのですがw)、恋愛関係?もしくは信頼関係?に転ぶのは、そうは難しくないと思います。

ただ、イルミはやっぱり世間とはズレているので、一般的な恋人関係が終着地点になるとは言えないと思います。執事と主人の関係、あるいは、肌の触れ合いの一切ない友情関係、あるいは、ギブアンドテイクの仕事関係、そんな関係の方が、(一定の)信頼を置き合う仲としては、良いのかもしれません。


次にヒソカですが、ヒソカは表と裏があると思います。ヒソカの八割を占める戦闘を好む「
奇術師ヒソカ」としてのヒソカと、その裏にある(二割、あるいはそれ以下の)人間味のある人としてのヒソカ。

この裏の部分を見せることをヒソカは良しとしないので、その部分が表層に出ることはほとんどありません。しかし、たまに、ふいに、そんな部分が出ることもあると思います。そこが、長編でも短編でも書いている「センチメンタルなヒソカ」の部分です。強者が不意に見せる弱い部分って、なんでこんなに美味しいんでしょうね!!

その弱い部分を受け入れながらも、「奇術師ヒソカ」と関係を持っていく。そんな人が現れたら、ヒソカとは恋愛的な関係なれるかと思います。


そして、最後にクロロですが、クロロには「表と裏」なんてないと思うんです。表の部分もクロロであり、裏の部分もクロロである。そして、さらにその奥にもクロロの部分がある。そんな感じです。

例えるなら、何層にも包まれたボールのようなもので、一番外にある人当たりの良いクロロの先に、冷酷なクロロの部分があり、その先に旅団員に慈しみを向けるようなクロロがいながらも、ウボォーを切り捨てるような冷たさもあり、その先には……。って感じで、クロロという人間が何層にもなっているんです。でも、そのクロロの本質が「何」で「どこにあるか」は誰にも分からない。見えないんです。

ここが、前述のNさんとのクロロ考察の、「クロロの本質がいくら考えても堂々巡りで答えが出ない」って部分に繋がると思うんですけど。

クロロの本当に求めているものは何なのか?
それは理性と義務感によって生まれたものではないのか?
彼は本当はどんな人間で何を願っているのか?

それは全部分かりませんし、鉄壁の意思があるがゆえに、その部分は本人にも分かってないのではないでしょうか。

だからこそ、そんなクロロの心からの信頼を勝ち取って恋仲になるには、そうとうな苦労は伴うかと思うんですよねー。

イルミは偽りがないからそのまま一枚、ヒソカは表と裏があるから二枚、それに対してクロロは五枚も六枚も、その本質に辿り着くまでめくっていかなくてはいけない。それは大変な労力だと思うんです。だから、私は一番落とすのが困難なキャラはクロロだと思っています。

現に長編夢でも、このキャラ解釈は顕著に表れていて、夢主とイルミは比較的出会ってから仲良くなるまで、とんとん拍子で来ております。夢主がイルミにとってタブーであろう「ゾルディック」「三男(キルアのこと)」「仕事」の部分には決して入り込まず、毒にも薬にもならない関係性であろうとその立ち位置をしっかり見極めているからと言えますが、イルミのカテゴリー分けの中でうまい場所に落ち着くことが出来たんじゃないかな?って手前味噌ながら思っています。

……まあ、イルミの中のカテゴリー分けが「どうしても手に入れたい人物」「思い通りに動かしたい人物」「執着を持つ相手」になったら、一瞬で崩れ去る関係性ですがw

ヒソカもヒソカで、長い表の「奇術師ヒソカ」との関係を経て、やっと裏の弱いヒソカの部分に辿り着けたかと思います。クロロの存在という、「この男には渡したくない」というライバル心や競争心がスパイスになったとは言え、いい感じで進めているかと思います。

しかしながらクロロは、夢主の予想だにしない(夢主は無意識ですがw)行動の数々に、(不本意ながらも)振り回されるという展開を経ても、まだ、三層目か四層目にたどり着いたか否か?ってところかと思うんですよね。

本当にクロロは手強いですwww


ん!で!!!

話はすっごく戻りますが!!!
こんだけ長々とクロロの心の構造やクロロとの関係性を語ってからじゃないと語れない、2014年の夏には言及できなかった、クロロの萌えがあるんですけど!!!


聞いてくれます!?!?!?


それはですね、「団長の団長で団長たろうとする団長の団長らしかぬ団長さ」の部分なんですね!!!!!


え?意味わかんないですか!?!?


クロロは、色々と切り捨てて幻影旅団の団長になることを決め、かつ鉄壁の理性を持つ人間だということは、上記で呆れるほど何度も言っておりますが、そのクロロが、団長として団長たろうと団長をしている最中に蜘蛛以外の存在がよぎってしまうという展開と、それをしてしまう団長が素晴らしい!!って事なんですよ。

もうね、先日萌えが高まりすぎてサイト内のmemoでも書き散らしたことなんですけど、

あの!!!
団長は!!!!
団長としての道を己で選んで!!!!
団長となっているから!!!!
団長としての存在を揺らすものを忌避して撥ね付けるはずなのに!!!!
そ・れ・な・の・に!!!!
ほんの数秒程度と言えども!!!!
蜘蛛の前で団長をしている最中に思い出してしまったって、その事実だけで美味しいんだよぉぉぉぉぉぉ細かすぎるけど萌えるんだよぉぉぉぉぉ!!!!!


って事ですよ。本当、それに限る。

心が何層にもなっていて、そこに辿り着くのは大変な困難を伴うものですけれど、長編の流れでなんとかやっとその何層か潜り込んだ場所に行く事が出来たという事実。そして、クロロの脳内を占めている%も数%程度で、しかも意図的に意識から弾き出しているから、脳内にあった時間はたった数秒だとしても、それでも、あのクロロが!!!あのクロロが!!!心の中に蜘蛛以外の別の存在を宿らせたって事実だけでもうっ!!もうぅぅぅぅ///////


はぁはぁ……


甘さなんてどこ?なにそれ?って感じだし。囁きも触れ合いも視線の交差さえない……っていうかそもそも交流自体ない。だ・け・ど!!!たった数秒思い出したって事実だけで、萌えるんですよぉぉぉぉ//////ぶひぃぃぃ////////


はぁ……萌える。


この萌えは、ぴっちりと後ろに撫でつけられた髪がはらりと一筋落ちるときにドキッとする萌えや、堅物の詰襟の軍人さんが一瞬だけ見せる照れ顏だとか、そういうものに通じる萌えだと思うんですよね!!!


分かります!?分かってくれます!?!?!?


はぁ……本当、自分の萌えが細かすぎて困ります。もっと手軽に萌えられると楽なんですけれどね。こんな長々と時間を掛けて小説を書かないと萌えが表現できないってなんの苦行かと自分でも突っ込みたくなるんですけど。

でも、そうやって時間と情熱を注がないと表現できないものもあると、もう、開き直っておりますwww!!


長々と語りましたが、語った内容を一言でまとめると、

「ああああああ!!!!クロロぉ!!!!萌えるぅぅぅぅ///////」

となりますねw

え?長々と語ってそれかよ??

みたいなツッコミが入りそうですが。ええ、はい。萌えなんてそんなもんです。考察なんて二の次三の次ですよ、キャラを書くにあたって違和感と齟齬をなくすための作業でしかないですよ、一番は萌えです!これは間違いない!!!


………はい。ってな具合で締めまして、この萌え語りのコーナーを終了したいと思います!!
長文にお付き合いありがとうございました。少しでもクロロの魅力が伝わると嬉しいです!!!







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