ゆまさまリクエスト小説
キルクラ/ギャグ
キャラ崩壊シリーズの設定を引き継いでいます
クラピカ「で、なんなのだ?」
キルア「だーかーらー。これ着て一緒に夏祭り行こうよ♪」
クラ「だから何故それを着る必要があるのだ?」
キ「なんでって夏祭りに浴衣を着るのなんて常識だろー?」
うさぎ柄の可愛い浴衣を見せびらかすキルア
クラ「それは女性用じゃないのか?」
キ「うん、そうだよ!そしてクラピカ用」
クラ「んなわけあるかーっっ」
思わずメリケンサックを手にするクラピカ
キ「 え"」
固まるキルア
クラ「はっ!危ない危ない…思わずキルアに飛ばしてしまうところだった。私としたことが」
キ「ななななんで持ち歩いてんのそんなもの」
クラ「ああ、これは救いようのない変態(クロロ)から身を守る為の必需品なのだよ。お前に使う気はないから心配することはないぞ」
キ「う、うん…(やっべー今度からどさくさに紛れてクラピカの服脱がそうとするのやめようかな…)」
クラ「しかし夏祭りか。人混みは得意ではないのだが、たまには息抜きのつもりで行ってみるのもいいな」
キ「え?」
クラ「確か花火が上がるんだろう?あれは音がうるさいが間近でみるととっても綺麗らしいしな」
キ「えっ//じゃあ、じゃあ…」わくわく
クラ「よし、来週の日曜日は予定を空けておこう」
キ「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁああああ!」
クラ(何よりたこ焼きが食べ放題らしいしな)にやり
※たこ焼き食べ放題というのは
世間知らずな彼のただの勘違いである
―そして当日―
キ(ふふ、今日はあの変態オヤジ(クロロ)はいないし邪魔されずにクラピカとふたりきりでいられるし…)にまー
クラ「キルア、待たせたな」
キ「そんなに待ってない…って、なんでその格好なの?」
クラ「浴衣で来いと言ったのはお前だろう」
キ「そうじゃなくて。なんで男物なの?」
クラ「私は男なのだが」
キ「俺があげたうさぎのやつはどうしたんだよ!あーもう丈もサイズもぴったりだったはずなのにぃぃぃぃぃ」
クラ「いや、だからだな」
キ「あーあー楽しみだったのにーからかいたかったのにークラピカチューって言いたかったのにー」
クラ「ピカチュウはうさぎではないぞ。ああ見えてネズミなんだぞ柱かじるんだぞ。あんな可愛いのにな、鳴き声ピカなのにな、ニンテンドーの発想力ってすごいよな」
キ「うん、激しくどうでもいいしピカチュウは柱かじらないと思うんだけど。絶対似合ってたのに…」ぐすん
クラ「そういうお前だってキティーちゃん柄の浴衣を着ていないではないか」
キ「俺にそんなこと求めてたのクラピカ。予想外すぎてちょっと怖い」
クラ「あーあーキルにゃんて言いたかったのにキルにゃんて」
キ「それはそれで嬉しいかも」ぼわん
クロロ「見つけたぞー!クラピぶほぉっ」
振り返りもせず即座に背後にメリケンサックを飛ばすクラピカ
クラ「なんだただの変態(クロロ)か。マフィアの奇襲かと思ったのだが」
キ「いや、どっからどうみてもただの変態(クロロ)でしょ。つーか気づいてたよね気づいてたからメリケンサック飛ばしたんだよね」
クロ「んだよガキも一緒かよ」ちっ
キ「ムカッ」
クロ「おいクラピカそんな男みたいな浴衣なんか脱ぎ捨てて華やかなかんわいーやつに着替えようぜ。なんなら俺が手伝ってもうがぁっ」
メリケンサックが飛んできた。
キ(こ、これが噂のメリケンサック…!)ぞわっ
クラ「今日はキルアと一緒に過ごすのだ。お前が出る幕はないぞ?帰って一人で寂しく壁と対話でもしていろ」
キ「く、くらぴか///」じーん
クロ「浮気宣言かこら。く、悔しくねーし全然悔しくねーしお前らどう見たってどっかの兄弟か子連れにしか見ないからこれマジだから負け惜しみなんかじゃねーから。そんなガキのお守りなんてイルミにでも任せとけばいいんだよあいつなら喜んでうぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ビリビリビリビリッ
クロロの身体に凄まじい威力の電流(推定10万ボルト)が流れた。
パッパッ
クロロの後始末を終えて両手をはたき合わせるキルア
クラ「キ、キルア…?(裏声)流石にやりすぎじゃないのか?(裏声)真っ黒になってるぞクロロだけに」
キ「いいんだよこんくらい。どうせこのおっさんなら死なねーだろ、しばらくしたら無傷で目が覚めるだろうし。あーすっきりした。それより早く行こうぜー」ぐいっ
クラ「あ、ああ…」よろっ
―そして到着―
ク「予想はしていたが人が多いな」パタパタ
持っている団扇で自分を仰ぐクラピカ
キ「まぁこんなもんだよね。迷子にならないように俺から離れるなよ」
ク「大丈夫だ!私は方向音痴ではないぞ!」キリッ
キ「無自覚が一番怖いんだかんなっ!」キリッ
イルミ「や、キル」
キ・ク「うをっっ!」ビクッ
二人の足元の地面から這い上がるイルミ
イ「よっこらせっと」カシャッ
ク「わっ、なんで私を撮るんだ」
イ「クロロに君を張り込むよう頼まれてるから。めんどくさいからしてないけど。クロロクロロっと」
電話帳でクロロを探すイルミ
キ(…あの野郎ぜったいコロスコロスコロス)
ク「全くあいつは本当にどうしようもないな。でもその必要はないのだよ、さっき会ってこてんぱんにしてやったのだからな(キルアが)」
イ「あ、そうなんだ。じゃあ必要ないね、削除削除っと」ピッ
ク「張り込みを頼むだなんて何を考えているんだ」
イ「ねー、聞いたら最愛の人だからって言ってたよ」
ク「鳥肌ぞわぁっ」ガクブル
キ(殺殺殺殺殺殺殺クロロ滅)
イ「ちなみにキルの最愛の人は俺だけどね」
ク「えっ?そうなのかキルア」
キ「いや、普通にちげーし(即答)」
ク(はっ!これが俗に言うツンデレかっ)
キ「そんなことより何してるんだよこんなとこで」
イ「何って?寝てただけだけど」
キ「そうじゃなくてなんでここにいんだよ!?仕事があるはずだろ!?」
ク(うーぬ、土の中で寝ていたというイルミ渾身のボケを軽々とスルーするとは流石兄弟だ。いや、でもイルミだって一切気にした様子はないし…まさかボケじゃないのか?ゾルディック家は色々と謎だらけだな)
イ「仕事なんてさぼったよ。つーか何でこんな蒸し暑いのにむさ苦しい野郎どもを始末しにいかないといけないんだよメンドクセー」
キ「」
ク「」
イ「親父もふざけてるよね、面倒な仕事を俺らに押し付けて自分は母さんと二人でランデブーだなんててゆうかなんだよランデブーって言い回し古すぎだろ爆発しろシルバーヘアーめ寝てる間に針ぶっさしてビーンズみたいな顔にしてやろうかこんちきしょー」
ク「イルミ兄さんやめてくださいクールで無表情で冷静なイルミ像を壊さないでくださいイルミファンのみなさんを絶望させないでくださいお願いですから」
イ「キャラ崩壊のエキスパートみたいな君には言われたくないね」
ク「あーまぁそれはそうですけど」
イ「やっぱり自覚してたんだ」
キ「あーもういいから!早く行こうぜクラピカ!」ぐいっ
ク「こらキルアいきなり引っ張るな!転んでお前に倒れかけたらどうするんだ」
キ「受け止めてやるに決まってんだろ!!」
ク「……………かぁぁぁぁぁあ//」
イ「イラッ」
キ「そういうことだからじゃあなイル兄」
イ「どういうこと?俺も一緒に連れてってよ。りんご飴奢ってあげるからキルにだけだけど」
キ「駄目に決まってんだろ馬鹿兄貴(即答)」
ク「まぁまぁいいじゃないかキルア。お兄さんだってさみしがっているのだし」
キ「え」
イ「うえーんうえーん寂しいよー(棒読み+嘘泣き+無表情)」
ク「な、泣いてしまったぞ!?泣いてる人を置いていくなんて良心が痛むではないか!」あわあわ
キ「ねぇ本気で言ってるのクラピカ」
―20分後―
ク「うはぁぁ//たこ焼き!!たこ焼きがあるのだよー!!」
すたすたすたー
目をキラキラさせながら一目散にたこ焼きの屋台に駆け寄るクラピカと
イ「あははははー、ダーツって楽しいねあははははー」バシバシ
ダーツの的を針だらけにしているイルミと
キ「な ん で こ う な っ た 」
がまがましい何かを背負っているキルアがいた。
イ「キル、さっきからちびまる子ちゃんのふじきくんみたいな顔色だけどどうかしたの?あ、ダーツの的が針の重さで倒れちゃった」
キ「うるさい黙れおまえのせいだ馬鹿イルミ…あれ、クラピカ?」
クラピカを見失い周りを見渡す。
ク「なんで8個までなんだ!いいじゃないかおかわりくらい!!減るもんじゃあるまいし」
たこ焼き屋のおじちゃん「いや、減るもんなんだけどなぁ…」
たこ焼き屋のおじちゃんに(理不尽な)ケチをつけていた
キ(全く。イル兄は論外だけどクラピカもクラピカだよな、俺の気も知らないで…)
ク「キルアー、わたあめもらったぞー!お前にそっくりだぞー!甘いぞー!お前好きだろー!?」
キ「………」
ガクッと俯いて大きなため息をつくキルア
ゴン「あっ、キルアだ!」
遠くからキルアを見つけたゴンが駆け寄ってきた。
キ「ゴン!お前も来てたのか?」
ゴ「うんっ!!レオリオと一緒だよ」にこっ
ク「ゴンじゃないか」
結局たこ焼きをもうひとパックおまけしてもらったクラピカが戻ってきた。
ゴ「クラピカ!あとイルミさんも…(ちょっと意外)」
ク「随分と賑やかな甚平を着ているな、所々にトランプが…アリスか!?」
ゴ「うん、朝起きたら枕元に置いてあったんだ。fromヒソカっていう書き置きもそばに置いてあったよ」
ク「やっぱりあいつの趣味はよく分からんな」
ゴ「うん、そうだよねー」
平和に笑い合う二人
レオリオ「よっキルア」ひょこっ
キ「あ、サタデーパラパラモーニング」
レ「パラディナイトだ馬鹿野郎」
ク「久しぶりだなパラレオ」
レ「レ オ リ オ だ 。それよりゴン、焼きそば買ってきてやったぞ」
ゴ「わーいありがとうリオレオ!」
レ「無理に空気を読もうとしなくていいんだぞ」
ガサガサ
ゴン「うわぁ、それにしてもたくさんあるね!レオリオに余計なお金使わせちゃった…」
ク(レオリオをパシッた上に代金まで払わせたのかゴン…)
キ(無邪気な顔して本当怖いなお前…)
レ「心配すんな。800ジェニーのところ12ジェニーまで値切ったから痛くも痒くもねーよっ」キラーン
キル・クラ・ゴン「「なにその値切りスキル超欲しい」」
イ「クロロに頼めば?」
キル・クラ「死んでも嫌だ」
ゴ「もぐもぐ…うはー、おいひー♪」
幸せな笑顔を浮かべるゴン
ク「ゴン、口の周りにソースがついているぞ」
そう言ってゴンの口の周りを拭いてあげるクラピカ
ゴ「えへへー。ありがとうクラピカー」にこにこ
キ「イッラァァァッ」ピキピキ
レ「キルア、殺気殺気…」
イ「大丈夫だよキル。りんご飴ならちゃんと買ってあげるってば」
レ「 」
ゴ「ごくっ。そういえばキルア達も花火見るの?」
キ「当たり前だろー」
ク「花火の時間までここら辺をぶらぶらしていようということになったんだ」
キ「お前たちも?」
ゴ「うん!ねーレオリオ」
レ「おう。祭りってのは大勢の方が楽しいもんだぜ。どうだ、俺たちと合流しねーか?」
キ( パ ラ デ ィ ナ イ ト )ピキッ
キ「いや、でもお前たちだって何か予定があるだろ?邪魔しちゃ悪いっつーか…」
暗い声で話すキルア
レ「予定があるならこんなとこいねーよ。いいじゃねーかせっかく会えたんだしよぅっ」
キ( 俺 の 殺 気 を 感 知 し ろ よ )
ゴ「そうだねそうしようよー!レオリオの言う通り人数は多い方が楽しいもんねっ」
キ(頼むクラピカ…空気読んで俺の心情を悟ってくれそして持ち前の頭脳で機転を利かせてく
ク「確かにそうだな、じゃあ私たちも一緒に行こうか。キルア?」
キ(そうだったクラピカの知性が輝いているのは本誌の中だけだったそういえば)
キ「ああそうだね大勢の方が楽しいもんね祭りだもんねおっさん後でサングラスぶち割ったらごめんねー」
レ「え?下向いてぼそぼそ言ってねーではっきり言えよ聞き取れないだろ」
キ「うんもういいやーはははははー(棒読み)」
イ「キル、針治療してあげようか?」
キ「イル兄少し黙ろうよ」
ー15分後ー
射撃場にて
キ「ああもう何でこんなことになったんだよ最初から最後までクラピカと二人きりなはずだったのに」
負のオーラを纏ってぼそぼそ呟きながら
景品のサングラスを撃ち落とすキルア
ゴ「やったー!チョコロボくんゲットー♪」
ク「うあぁぁぁあ、当たらないのだよぉぉぉー!!」
スカーン
レ「お前マフィアで銃に慣れてるくせに射撃はビビるくらい下手だな。お、割引券ゲット」
ク「きさまぁぁぁ、さてはイカサマだなっ?銃を交換しろーっっっ」
レ「子供かお前は」
ゴ「まぁまぁクラピカ、チョコロボくんあげるから機嫌直してよ」
イ「ズババババババババ」
四人「 え 」
ゴ「す、すごいよさっきから射撃用の銃でライフル並みに連射してるよ!?」
ク「しかも一番小さなフィギュアに一発も外さずに当てているぞ(驚)」
キ「あれってミルキが高値で買った超レア物じゃなかったっけ?」
レ「てゆうかもはやフィギュアの原型留めてないぞ…」
ゴ「うん、首がとれてるね」
イ「ズバババババ」
ゴ「もはや粉末状のフィギュアだね」
ク「ゾルディック家は何でもありなのだな」
キ「いや、あれは流石にイル兄にしかできない」
スパイダーマン「お兄さん方ー、おばけ屋敷に寄りませんかー?」
ゴンクラレオキル「?」
おばけ屋敷のプレートを持った客寄せスパイダーマンを振り返る四人
ゴン「はっっ」
キルア「はっっ」
レオリオ「はっっっ!」
全員の視線がクラピカに注がれる。
クラピカは下を向いて肩を震わせていた。
三人((や、やばい!!!))
即座にクラピカを羽交い締めにするレオリオ
レ「ゴン、キルア。お前らもクラピカを押さえろ!」
二人「うんっ」ガシッ
ク「うがぁぁぁぁぁぁあ蜘蛛ーーー」
三人に拘束されてもなお暴れるクラピカ
ゴ「お、落ち着いてよクラピカ。この人の中身はただのアルバイトのお兄さんだよ」
必死にクラピカを抑え込むゴン
ス「え、金髪のお兄さん……め、目が赤…」
困惑を隠せないスパイダーマン
三人「「逃げて下さい!!」」
ス「え?」
レ「あんた、こんなとこで死にたくないだろ!?」with叫び声
ゴ「命が惜しかったら早く逃げて!!振り返らないで走って逃げて!」with必死の形相
キ「鎖でぐるぐる巻きにされたいの!?血反吐にまみれるまでボコボコに殴られたいの!?」with涙
ス「鎖…血反吐………」ゾワッ
マスク越しに青ざめるスパイダーマン
クラピカ「逃げるな勝負しろこらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
三人「「逃げて!!!」」
ス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん」
スパイダーマンはマッハの速度で駆け出した。
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