幹部

近藤組のNo.3の山手は、麻薬の売買を専門に扱うヤり手だ。もともとの幹部からも気に入られていて重宝されていた。短い黒髪が、彼の彫りの深い顔を際立たせていた。

No.4の萱島は、水商売をシノギにしていてる。茶髪の長い髪が似合う、ホスト出身の色男。経営するキャバクラで重役相手に営業を行うこともある、人当たりの良さがウリである。

No.5の石木は、銃の売買を行い、仕入れた銃で部隊を組織する、過激派だ。マシンガンやバズーカ砲まで、あらゆる武器を取り扱う。後ろで黒髪を結っているが、屈強さゆえに、それも男らしく見える。

No.6の今野は、年少組の組織を任されている。街をうろつくチンピラやヤンキー小僧などを取り仕切って近藤組の支配下におく仕事だ。なんでも、今野の指示で、街のゴロツキは何でも遂行するらしい。街を占拠するだけあって、オーラは大切らしく、いつも白スーツにオールバックでその純日本系の甘いマスクを晒している。


世間からみればこわーい人々、ヤクザから見ればかなりの有力者たち、そんなツワモノどもが、なぜか、今は俺のまわりで寄ってたかって、俺の身体を貪ろうと躍起になっている。

「ふんっあっ、あっはっ、ふあっ、そっこ、や、っだって、や、はんっふあっ」
「なにがいやなんだよ、こんなに、ここ溢れさせやがって!!」
「あっやだ、そこ、ぐちゅぐちゅしないで、つよいから、もっと、優しくっはっあっあっ」
「何が優しくだよ、これが気持ちいいんだろ、こうやって、乳首、思いっきりつねられるのがよぉ!!」
「あーっっっ、はっ、いや、同時に、ちくびと、同時にしちゃだめ、あっ、やだ、きもち、い、あっ、ひゃっ」
「んじゃここは、どーだ?ほら、入ってるぞ、指、お前のエロい、ケツ穴に、どんどんはいっちゃうぞ」
「や、ひゃ、おしり、やめ、て、もうやだ、そこはやめて、おねが、い」
「ほら、舐めろよ、前に自分からやってただろ、ほら、できるだろ、これ舐めるんだよ」
「うんっ、ぷぅは、んは、やら、んは、くちゅ、ん、ふぅうん、や、ん、ふ」
山手によって、無理やり口にペニスをねじ込まれ、今野は俺のペニスはぐちゃぐちゃにシゴき、石木によって真っ赤になった乳首をさらに強くつねられ、萱島は俺のケツに指を突っ込んでぐぽぐぽと出し入れを始めた。

全身を責められ、俺はいつもの冷静さを失いつつあった。
だが、いつもの組長とのセックスと比べて違うことは、彼らは全く男との行為に慣れていないのがありありと見て取れた。
ペニスを扱く手も、ケツに突っ込む指も、乱暴ではあるがぎこちなく、俺を溺れさせるには到底及ばなかった。
もう少し隙ができれば、主導権が持てるかもな、なんて考えていたとき、山手が軽く俺の顔をはたいた。

「ずいぶん余裕そうだなあ、御園。俺らじゃ満足できないってか?ああ?」
身に覚えのある言葉であるな、と思っていると、そういえば組長も最中に考え事をすると怒るなあ、と悠長にも回想してしまった。すると、山手はかなり頭にきたらしく、こう言った。
「おい、お前ら、御園は全然まだ余裕らしいぜ。俺らのテクじゃ気持ち良くないってよ。おら、本気見せてやろうぜ。俺らのが組長よりいいってな。」


そう言うと、他の3人はかなり燃え上がってしまったらしく、さっきより強く、だがさっきよりも入念に俺のいいところを探るように愛撫してきた。

「あっあっああああ、あっ、ちくび、ちくびやだ、それ、やああああっやだっちくびやめて、それ、ひゃあっんっあっ」
石木は、片方の乳首は爪で先をカリカリとひっかき、もう片方は歯で甘噛みしながら高速で乳頭を舐めしごく。

「あっあっあっ、それっ、ちんぽ、やら、しぼらないで、やあああっ、おれの、ちんぽ搾り取られちゃう、あひゃああああっあっ」
今野は、裏手で俺のペニスをぎゅっと握り込み、精液を絞り出すようにぐしょぐしょと乱暴に扱く。先走りは大量に溢れ出し、さらに滑りがよくなる。親指でごしごしと裏筋を擦られ、あまりの気持ちよさに身体が大きくのけぞった。

「え、やだ、うそ、そこ、やだ、そこやめておねがい、やだ、あっあああああああああっ、あーーっ、あーーっ、すご、そこすご、い、あっ、もうやだ、あんっ、やめて、そこ、気持ちよすぎるの、おねが、やめ、やだ、やだーっ、あっ、ひゃああああっ」
萱島は、ケツの穴を慣らしているうちに、コリコリと固いシコリを見つけ、軽く擦ると、俺の反応があまりによかったため、そこがいわゆる前立腺と呼ばれるものだと気づいてしまったらしい。
それに気づいてからは、そこばかり狙って指を打ち付けたり、荒っぽくごしごしと3本の指でこすったり、執拗に前立腺を責め抜いた。

そんな強烈な責めにより耐えられず、俺はすぐに一度目の絶頂を迎える。
「あーっあ、あ、はっ、そこ、あ、やだ、あーんっあっ、いく、いくいく、あ、ちんぽ、でる、ひゃっ、あっ、やだ、ああああああああっあっあ、は」

盛大に精液をぶちまけても、3人の手は止まらなかった。

「ああっ、あ、いったから、も、いった、いったのに、あーーーっん、きもちいい、やだ、ぜんぶ、きもちいい、またいく、また、あ、はあっ、ふぅううううっあああっでるでる、でる、精液でるっんああああはっ」


二度目の絶頂を迎えても休ませられることなく、再び山手のペニスをくわえせられる。
「ん、むうう、ん、んっ、はぅ、んは、んちゅぶ、ちゅん、ふ、ちゅぅっ」
「あーーっ、すげ、さすが娼婦だな、あ、今までで、1番、だわ、あーっ、は」

全く嬉しくないが、こんな強姦まがいのことをしてきたくせに俺の頭を撫でる手は優しい。必死に奉仕する俺をいたわるように、山手は優しく俺の髪をすいた。

悪い気分はしなかったので、早く終わらせたかったのもあって、山手のペニスにさらに吸い付いた。

「うぉっ、はっ、すっげ、あ、はは、あの御園が、必死に俺のちんぽに吸い付いてやがる、は、ふは、うまそうに、くわえこみやがって、はは、んっ」

突然の罵倒にむっとして、くわえながら山手の顔を睨みつける。

「うっは、あ、やべ、あー、は、かわいい顔して、睨むなよ、はあっ、ふっ、あ、やべ、でる、あっ、あああっっ」

睨んだ後突然膨張した山手のペニスはすぐに爆発した。濃い精液が喉をたたく。

「あ、は、まだ離すな、残ったのも全部吸うんだよ、は、そう、うっっ、は、それで、いい、はあっ全部飲めよ、くはっ」
残滓まで吸い出させられ、言われた通りに全て飲み込む。
するとまた、あの優しい手つきで頭を撫でられた。

「はっ、いい子だ、かわいいな、いい子にしてたらご褒美やるよ。」

強姦しといてなにがご褒美だ、とは思ったが、今さら抵抗する気力も残っていなかった。



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