番外章(五)
└六
二、白夜
君は空を見上げて言った。
「…私、ここから見える空、大好き」
少しだけ微笑んだ横顔が、あまりに綺麗で。
僕の胸に一つの火が点る。
この空よりも広い君の空。
君が絶望したこの世界。
君がもう一度あの頃のように笑ってくれるなら、僕が君の世界を守ってあげる。
だから、僕と一緒に行こう?
きっと、君を救ってあげるから…
→
6/15
[
*前
] [
次#
]
[
目次
]
[
しおりを挟む
]
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -