memo | ナノ

24.5/2(Thu)8:28

「蓮と、虎」
「は、初めまして」
「初めまして、蓮です」
「夏海です」
蓮です、と名乗った口元が柔らかく緩む。
差し出された手を反射的に握ると、その人はとても嬉しそうに目を細めて「会えて嬉しい」と声を弾ませた。達郎さんが俺のことをどう話しているのかはほとんど知らない。
「生の夏海くん、彼氏」と、まるでおはようの挨拶をするくらいの軽快さで俺を紹介したけれど、あまりにもあっさりいうものだから俺の方が理解するのに時間がかかってしまった。そんな俺に眩しい笑顔を向ける蓮さんという人は本当に嬉しそうに微笑んでいる。
そんな彼とは対照的に無表情のまま軽く会釈をした虎さんという人はじっと俺を眺めた後「虎です」と低い声でこぼした。なんの時差だろうかと思いつつ、この人にはあまり歓迎されていことを悟る。達郎さんの計らいで四人でご飯を食べようと、二人を達郎さんの部屋にいた。嬉しそうに蓮さんにまとわりつくハグに、俺の知らない達郎さん達の関係が姿を見せる。

虎蓮が達郎くんに夏海を紹介される小話もしたいよねって書き始めてすぐに寝落ちてしまってあれ?って感じ…_(:3」∠)_
蓮くんのことはちょっと胡散臭そうだな...って思いつつも次の瞬間にはこの人めっちゃ好き...って感覚的に感じて欲しいし虎さんのことはずっと無口で無愛想で怖いって思ってればいいよ😇
って考えつつ、どこかでばったり出会ってくれるのもいいね...( ˇωˇ )自給自足は無限大...

さ、今日を生き抜けば連休だぞとおちりたたいて頑張ります_(:3」∠)_ 
24.4/30(Tue)13:21

連休中小話たくさんしたいなって意気込んでたのに早速躓いてしまって悲しい_(:3」∠)_
ゴールデンウィークってどこも混んでるよね…って話をしながらもおでかけしてみたら思いの外快適に過ごせて「おやおや?」って感じだったのですが、皆様いかがでしょうか…今年は連休といっても中三日平日だからな…世間一般の休日がどういう風なのかいまいちわからない部分もあるのでなんとも言えませんが_(:3」∠)_ 我が家含めみんなが楽しく健やかに過ごせたら良いなと思っておりますのでどうか素敵なお休みを過ごしてくださいませ( ˘ω˘)

「孝成さんがいる…」
「うん?」
「ハァァ…孝成さんだぁ
「おっと、何、どうした」
「孝成さーん」
「どれだけ飲んだの…よいしょ」
「孝成さんの匂いがする」
「孝成さんだからね」
「スー…ハー…」
「はは、吸いすぎ。水持ってくるからちょっと座ってて」
「水ならあります…孝成さんもここ座っててください…」
「かなり酔ってる?平気?」
「平気ですよ孝成さんがここにいてくれたのが嬉しくて浮かれてるだけです」
「ここに住んでるんだからそりゃいるよ」
「そうですけど!そうじゃなくて!」
「はいはい、ほら、水飲む」
「うええ...」
「シャワーは?浴びれる?」
「孝成さんも一緒に?」
「俺は後でいいよ」
「一緒に?」
「狭いよ」
「シャワー浴びるだけですもん大丈夫ですよ」
仕方ないなあって酔っ払っい葉月を介抱する孝成さん...葉月にいつも0から100までやってもらってるのにこういう時急に頼りになっちゃうとこほんと好き...
でっかくて重い葉月支えてあげて服ぬがせてシャワーの温度たしかめて髪洗ってあげてお風呂出たら服着せて髪乾かしてさあ...なにそれ最高可愛いね...
葉月は葉月で孝成さんと離れてた間の寂しさをなるべく口に出さないようにしてるけど酔っ払ってポロッと出ちゃうんだよね...可愛い😇
葉月と孝成さんも楽しいお休み過ごしてね...葉月はお酒弱そうだからあんまり飲まないようにしようね😇

さ、午後も頑張ろうね( ˇωˇ ) 
24.4/27(Sat)15:04
 
濃いグレーのスリーピース。
白いシャツにワインレッド地のネクタイ。
鏡の前、虎の指先がその結び目を整えた。
「虎」
「ん?」
「ふふ、ここ」
襟から僅かにはみ出したネクタイを後ろから直し、ヨレも汚れもない綺麗なスーツの両肩をトントンと軽く叩く。
「完璧」
「ん、」
「格好いいね」
「はいはい」
目を細めた虎の視線が鏡越しに僕を射抜いた。
髪型もしっかり整えられ、どこにも隙はない。その完璧さに拍車をかけるように整った虎の顔がゆっくりと僕を振り向く。
「今日頑張ったら9連休だよ」
「……」
「大丈夫だよ、嫌かもしれないけど、虎なら大丈夫って祈ってるから」
コーヒーの香りに満ちた二人の部屋で、完璧に仕上げられた虎とは対照的に部屋着の僕。この瞬間を切り取られたら、その不釣り合いさに自分でも笑ってしまうのだろう。
世間が大型連休に浮き足立つ中、虎は大事な商談があるからといつも通りに出勤の準備を整えた。そんな恋人を見送る特権を行使して、最高に格好いい彼に微笑む。
「そろそろ出ないよ」
「最低すぎ」
「ふふ」
「わかってやってんなら余計に最低」
「なんのこと」
「…はあ、終わったらすぐ帰ってくる」
「うん、気をつけて…あ、早く終わりそうなら夜外で食べよう」
「わざと?」
「うん?」
「1秒でも早く帰れるように急ぐからここにいて」
「せっかくこんなに格好良いんだからちょっと良いところで…」
「いやまじで頼むから」
「…ふ、ふふ、わかった。じゃあ、虎が好きなもの作って待ってる」
「ん」
「何が良いかな」
蓮くんに見送られるの好きだけどそれ以上に仕事行きたくなくなってどうしようもない虎さん最高に可愛いよね😇終わったらマッハで走って帰って秒速で蓮くん抱きしめて思いっきりちゅうしてめちゃくちゃにえっちしたいって思ってるんだよ…でも蓮くんは最高に格好良い虎さん1秒でも長く見てたいしせっかくなら自分もおめかしして美味しいもの食べに行くのも良いなって本気で思ってる😇蓮くんのその態度に「焦らしかよ…」って思っちゃうしけど、蓮くんは本気で焦らしてるつもりはないのでとにかく早く帰って来ようって決め込んでるといいよ( ˘ω˘ )
この後玄関までお見送りする蓮くんにふわっとハグされてふわっとキスされて世界最高峰のたらし微笑みで「いってらっしゃい」って見送られて屍になりかけるといいね(?)
飢え切った獣みたいな状態で仕事に挑むからその覇気でめちゃくちゃ上手くいって速やかに帰宅が叶うんだろうけど高牧さんにたくさん褒められてなかなか離してもらえなくてもだもだする虎さんも可哀想可愛くてたまにはいいね😇
蓮くんのお休みはカレンダー通りなので虎さんが連休に入っても一緒に過ごせる時間は限られてるけど、二人でたくさん仲良しして過ごしてね( ˘ω˘ )何が言いたかったって、虎さんスリーピーススーツ最高に似合うのでは…🤔って衝動にかられたので😇
私もカレンダー通りなので巷で噂の10連休なんて幻想ですが、お休みがあるだけありがたいなと感謝しつつ大事にお休みを過ごしたいです…_(:3」∠)_
ゴールデンウィークってどこもすごい人だと思いますが皆様はいかがお過ごしでしょうかどうか素敵な休暇を過ごせます様に… 
24.4/26(Fri)7:29
信じられない暑さですね…_(:3」∠)_ 屋内にいるとひんやりしていて寒いくらいですが、一歩外に出ると😇 冬が終わってだんだん暖かくなっていくって感覚が薄れて、急に夏がきたくらいの勢いですよね…体が追いつかないな…😇
そして連休前の忙しさに追われて気絶してるのかなって勢いで寝てしまう日々( ˘ω˘)月末と連休が重なる12月と4月はいつもこんな感じか…と変わらないことに安心している様な気もして不思議なんですが…_(:3」∠)_
とりあえず今日を乗り切って連休前半をのんびり過ごせたらいいなという気持ちでがんばります
( ˘ω˘ ) 
24.4/23(Tue)22:22
 
雨の音を背に、うとうとと頭を揺らす虎の腕を引く。
「ベッド行こう」
「…ん」
今にも寝落ちてしまいそうな甘く掠れた声が短く漏れる。
いつも僕より温度の低い虎の大きな手は、けれど、その眠気に温められて「あったかいね」と思わず呟いてしまう体温を孕んでいた。
「僕の部屋でもいい?」
「ん」
一緒に寝よう、と言葉にすることなく虎を自分の寝室に誘い込み、数日前に春の陽気を目一杯取り込んだ布団へ招き入れる。虎は涼しげな目元を一度擦り、数回瞬きを繰り返した後じっと僕を見つめて僅かに口角をあげた。
「うん?」
「いや、別に」
「そう?電気消すよ」
「ああ」
パチンと、小さな音と共に部屋が暗くなる。
暗闇に包まれた空間に心地よく響く夜の雨音。徐々に満ちていく様なその音ごと抱きしめるように、少し窮屈なベッドで虎を抱き寄せた。
「寒くない?」
「ああ」
「ふふ、おやすみ」
「おやすみ…」
「…ふ、ふふ、寝ないの」
「ん」
「目、覚めちゃった?」
「…いや、そんなことはない、けど」
「うん」
「れん」
「うん?」
鼻先を擦り、鼻根に唇を押し付けて、虎が眠気を含んだ吐息で僕を誘う。
うん、ともう一度呟いた僕は、暗闇に慣れた目で虎の視線を探す。意図を持って、吸い寄せられる様に近づいた顔に目を伏せ、おやすみのキスにしては少し、欲を孕みすぎたそれ。
春の夜、しばらく続く悪天候の中、それでも雨上がりの匂いの中で風に揺れる藤の香りが漂うのを想像すると、この雨も悪くないと思える。
やわやわと唇を重ねて喰みながら、僕らはそっと布団の中に身を隠して肌を重ねた。

雨上がりの藤の匂いってすごいですよね…
桜とはまた違った綺麗さを楽しめて藤もとっても好きです…蓮くんは紫陽花の次に藤が似合いそうだよね…なんでも似合うか、とどうしても贔屓目で見てしまいますが、とっても綺麗なフジを見て来たのでその余韻で蓮くんにも楽しんでほしいなって…( ˘ω˘ )
しばらくお天気良くなさそうな上に暑いのか寒いのかもよくわからず体調崩しそうな予感なのであったかくしてたっぷり寝ようと思います( ˘ω˘ ) 
24.4/22(Mon)21:41

「高牧さん、流石につかれてますか」
「そんなことないよ」
「いや…目バキバキですよ」
「バキバキ…」
「高牧さんが教育係なんて羨ましいですけどね
「あはは、ありがとう…。虎ちゃんも君もある程度指導受けた後で俺のところ来たから教育ってほどのことしてないし、何より君たち適応能力高くて非常に助かってたってことに今更ながら感謝してる」
「相当参ってます?」
「いや、全然」
めちゃくちゃ疲れた顔してますよ😇なお疲れまきさん😇
新入社員たちの教育係に抜擢されちゃって毎日毎日疲労困憊まきさん😇それ以外にももちろん仕事はあるからその辺は要領よく後輩くんたちに振れば良いけど、何せなんでも完璧にこなす高牧さんなので教育とか指導って面で雑に接するってことが難しくてとっても頼りにされすぎて休む間もなくて一人になった瞬間癒されたいよって泣きたくなってるといいよ…
高校生彼氏は新年度で忙しそうな高牧さんに遠慮してあんまり会いたいとか言えないし(普段から言えないタイプ)疲れてる高牧さんを感じた瞬間にこれ以上疲れさせるわけには…って二歩も三歩もひいちゃうんだよ…
高牧さんはもちろん高校生彼氏にこそ癒されたいし高校生彼氏のわがままにも振り回されたいしなんでも良いから甘えてほしいし甘えたいし爆発しそうだといいね😇
ゴールデンウィークあたりになると五月病なん言葉がふらついてきますからね…どうかみんな元気であれ…高牧さんは新入社員の配属が決まって自分の手を離れるまでとにかく頑張れ😇無事にみんな巣立ったら高校生彼氏に目一杯癒してもらおうね( ˘ω˘ )高校生彼氏にヨシヨシされる高牧さん…ええ…最高すぎでは…_(:3」∠)_
今週も頑張れそうですありがとう( ˘ω˘ ) 
24.4/21(Sun)20:41

大学生の達郎くんがゴールデンウィークに地元帰って高校のお友達と遊んだよって写真をSNSにあげて後から大学の友達とかバイトの友達に「凄まじいイケメン映ってたけど誰?」って迫られてる想像が非常に楽しかったので共有…(唐突)

「ほら、この人」
「ああ、虎ね。写真でそんなわかるのすごいな」
「いやわかるでしょ」
「実物の方が10倍くらい男前だよ」
「ヒィ…芸能人?」
「まさか」
「この容姿で一般人ってそんなことある…?」
「普通の大学生だよ、俺らと同じ」
「え…嘘じゃん…宝のもち腐れどころかもう重罪じゃん」
「ええ?」
「他の写真見せてって言ったら怒る?」
「別にいいけど…はい」
「ハァァ…クソ男前じゃん…」
「口悪いな」
「ええ…ほんと、めちゃくちゃ格好いいし何これ背も高いの」
「背は…俺よりちょっと低いくらい」
「達郎基準やめて」
「え、きつ」
「あ、この人も綺麗だよね」
「蓮?そうだな、蓮は美人って感じ」
「え、」
「え?」
「え、天使じゃん何この人…」
「あ蓮って笑い方すげー整ってるんだよなあ…お手本みたいだよな」
「達郎の友達どうなってんの…」
「二人ともこっちの大学通ってるよ」
「ひえ紹介してって言ったいけど言えない神々しさがすごい…」
「まあ二人とも付き合ってる子いるけど」
「いいのよそういうのは。そもそも自分がどうこうじゃないの」
「あ、そうなの」
「愛でたい」
「女子ってよくわかんないのな」
っていうやりとりを何人かとしてるといいよ…八割くらいは「愛でたい」であってほしいけどたまに本気で紹介してほしいって子もいそうだな…🤔大学一年生のゴールデンウィークってそういう友達関係の露見のタイミングだと思うんですよ…中学高校と上がるたびにそういうタイミングはあると思うけど、大学生ってなんだかちょっと大人じゃないですか、だから生々しさがあるというか…
虎さんと蓮くんが付き合ってるってことを達郎くんに伝えたのは高校を卒業してからだけど、達郎くんとしてはむしろ二人が付き合っててよかったってくらいには納得してるし安心し(何回でも言ってる)誰かに紹介してって言われても堂々と「恋人いるからだめ」って言えて楽😇
虎さんめちゃくちゃ顔が良いみたいに言っちゃうけど、完全に好みの問題だと思うので、キラキラな王子様みたいな人が好きって方にはハマらないと思いますごめんなさい…でもお話はお話として楽しんで頂ければと思います…
みんなはどんなゴールデンウィークを過ごすのかな( ˘ω˘ )ころちゃん前はたくさんお出かけもしていた気がするのですが、数年そういうことから遠ざかってしまったせいか特別な予定というのがなくて寂しいものです_(:3」∠)_
会いたい人に会うとか、食べたいものを食べにいくとか、したいことをするとか、ある程度のことを決めても「ゴールデンウィークって鬼込みだよね…」って尻込みしちゃうから頑張ろうねって感じ😇
皆様はどんなお休みを過ごす予定でしょうか楽しめますように…我が家は小話で楽しんでもらえるように頑張ります( ˘ω˘ ) 
24.4/21(Sun)8:51

お休みをいただいたのですこしのんびりさせてもいつつ行きたかったところなどをぐるりと巡る自由な一日を過ごしてとてもスッキリ...( ˇωˇ )
そして昨日は祖父がたくさんたけのこがとれたよと教えてくれていたのでアク抜きが終わった頃を見計らって(ずる)たけのこご飯と天ぷらを拝借しに遊びに行きました😊
ちょっと大きくなりすぎた感の否めないタラの芽でしたが、こちらも大好きな天ぷらにしてたくさん食べましたご馳走様でした...幸せ...
市場ではそろそろ旬がすぎそうないちごもたくさん地を張っていて(放置して育つ強かな祖父のいちご)取り放題食べ放題で至高の時間でした...いやもう、本当に、すごく田舎なんですけど、めちゃくちゃ不便な場所という程でもなくて(車は必須ですが)でも静かで美味しいものや綺麗なもので溢れていて、すごく好きな場所なんですよね...心が清らかになった気持ちで帰ってこられるから本当に好き...でもやっぱり旬のものをその瞬間にいちばん美味しい方法で楽しく美味しく食べられるのが一番心地いいですね( ˇωˇ )
心も体もすっきりさせてもらったのでとても気分よく頑張れそうありがとう😇 
24.4/18(Thu)22:08
 
達郎さんの学生時代の写真を見せてもらった。
今より日に焼けていて、髪が黒くて、どの写真も思い切り笑っていて、その写真の中の誰よりも眩しくて格好よかった。整った顔立ち、という意味で言えば他に男前な人がいたけれど、圧倒的に好感度の高そうな笑顔を浮かべつ達郎さんが、俺は一番格好いいと思ったのだ。
「サッカー少年って感じですね」
「そうだなあ…小1から始めて高校三年まで続けたからなあ
「大学でもやってたって聞きましたけど」
「サークルではな…今もフットサルはたまにするけど」
「ぽい…」
「そうか?運動は割となんでも好きだけど」
「なんでもできそうだけど、サッカーが一番似合いますよ…あとマリンスポーツ」
「はは、確かに今一番やってるのサーフィンだわ」
「でも高校生の時の方が日焼けしてますね」
「あんまり変わんないだろ」
何が違うかな、と十代の達郎さんが映る写真と目の前の実物を間違い探しのように見比べる。
決定的な違いといえば輪郭のシャープさや目つきのあどけなさ、それから表情から滲み出る無邪気さだろうか。こうしてみるほどこの時の達郎さんに会いたかったなと感じてしまう。きっと俺には眩しすぎて、同じ学校にいてどこかですれ違ったとしても存在を認識されることはなかっただろうけれど。
「髪の毛が傷んでる」
「それは仕方ない」
「髭がこい」
「それも仕方ない」
「大人っぽい」
「おお、いいね、どっちが好き?」
「ど、っ…ち」
「可愛い方がいい?」
それとも今?ってライトな感じで聞きつつ、「どっち」か真剣に悩む夏海可愛いね「好きは前提」ってところに気づかないのほんと可愛いね😇達郎くんだけニヤニヤしてそうでそれはちょっとムカつくので(?)夏海の「別にどっちでも」っていう絞り出した回答にダメージ喰らうといいよ😇
っていう私得な小話でした( ˘ω˘ ) 
24.4/17(Wed)22:13
 
毎日毎日時間が経つのが早くてあっというまに月が変わって季節が移ろって気づけば一年も一瞬なのに、今週まだ水曜日なのどういうこと…😇一週間がやたらと長く感じる時ありますよね…ええ…あれ…今日もう金曜日くらいでしょ…と思いつつ現実は変えられないこともわかっているので今週もあと半分頑張りますが_(:3」∠)_
なんだか疲れたそんな夜におうち帰って蓮くんがおかえりって玄関でお出迎えしてくれてあったかいお部屋で美味しいご飯一緒に食べるって考えるだけで幸せな気持ちになれたので頑張れる(自給自足)

「肉じゃが…」
「ごめん、気分じゃなかった?」
「いや、食べたいと思ってた」
「よかった。お味噌汁も食べれる?」
「ああ…」
「キャベツと、揚げと、わかめ…ふふ、どうしたの」
「いや…」
「疲れた?」
「少し」
「たくさん食べてお風呂は入って、今夜は早く寝よう」
「ん…」
特別嫌なことがあったとか、いつもより忙しかったとか、そういうわけではない。それでもなんとなく疲れて、体が重くてだるい。そこに蓮の癒しと空腹を満たす料理と愛おしくてたまらない匂いが染みる。
鍋をお玉で数回かき混ぜ、お椀を手にした蓮を背後から抱きしめるとくすぐったそうな息が落ちた。
「あったかいうちに食べよう」
「ん、でも、もう少し」
「と、あ…」
「少しだけ」
「少し、」
腕の中で拘束されながら、それでも俺の方に顔を向けた蓮に鼻先を寄せる。上唇が触れるか触れないかの際どい距離で熱をはらんだ呼吸を混ぜながら、ひどい空腹だと気づいて笑いそうになる。
「したいけど、腹減ってる…」
「…ふ、ふふ、先にご飯食べよう」
「…」
「ね、鯵の南蛮も味染みてると思うから出すね」
「…」
「ね、虎」
えっちしたいしご飯も食べたいし肉じゃがも鯵の南蛮漬けもキャベツと揚げのお味噌汁も大好物だしでもとりあえずもう少しハグしてエネルギー補給したいし離れるの無理なんだけどやっぱりお腹空いてるしちょっと冷えてるからお風呂も入りたいし…って葛藤し続ける虎さんをなんとか座らせてご飯食べさせて一緒にお風呂入ろって虎さんのおててとってお風呂行くまだまだ水曜日の虎蓮の夜…
いや、そんな二人のいる水曜日ってもう週末じゃん…(?)
ありがとう頑張れる( ˘ω˘)聞い夢見れrそう… 
24.4/16(Tue)21:59
家族以外の誰かと住むなんて想像したことがなかった。住んでみたいと思ったことも、そういう未来が自分にもあるのだろうかと考えたこともなかった。
ただ純粋に、この家をでて一人になって、自立というモノを自覚しながら生活していくのだろうかと漠然と思うだけ。だから、家族以外の“大切な人”と、自分の命に変えても守りたいと思える“愛犬”と生活をするのは、いつまでも現実味がなかった。
達郎さんの匂いに満ちた部屋で、達郎さんの笑い声と、愛犬の足音と、甘えた鳴き声と、日々の小さな生活音に柔らかく抱かれながら過ごすこの部屋は、自分にとって、まるで異世界みたいな感覚だった。
「夏海」
「……」
「おーい、夏海」
「…はい」
「寝るなら布団」
「まだ寝ませんよ」
「眠そうじゃん」
「眠いけど、まだ寝ないです」
「なんの意地だよ」
俺の頭を撫でながら子供のように笑う達郎さんが隣に腰を下ろす。
二人分の重さに沈んだソファの足元でハグとアオが顔を上げて俺を見上げた。
「うん?」
「クゥン」
「うーん?どうしたの」
「くん」
「あはは、くすぐったいよ、はい…よいしょ」
大きな体のアオを抱き上げ、赤ちゃんを抱っこするように膝にその体を乗せると長いベロに頬を舐められた。それを見上げるハグが慌ててソファーに飛び乗り、二人と二匹の重みでソファから嫌な軋みが聞こえた。
「こーら、お前ら甘えすぎ」
「ふ、ふふ、あはは、」
「あ、おい、ハグ」
夏海とハグアオが雑魚寝してるの見てたまんなく幸せな達郎さんをずっと想像してたけど、ハグアオにべろべろチュッチュされながらふかふかの体抱きしめて、達郎さんにヤキモチ妬かれて上機嫌な夏海も最高に幸せなのでは…と、雨音を聞きながら幸せな気持ちで自給自足( ˘ω˘ )達郎さんはハグアオ溺愛で恋人なん?ってくらい愛でて慈しんでるけど夏海がハグアオにそうしてるの見るとちょっとヤキモチ妬いちゃうの可愛いよね…「え、俺にはそんな顔しないじゃん」って( ˘ω˘ )
夏海は素直になれない代表なのでそうやって面と向かってなんでも言葉で伝えてくてれる達郎さんにもじもじしちゃうんだろうね…いい、可愛い😇明日も頑張れそう( ˘ω˘ ) 
24.4/15(Mon)22:03
 
高校生彼氏がせめて高校卒業するまでえっちはしないって固く決意してる高牧さんだけどわりといつもギリギリで、高校彼氏は高校生彼氏で高牧さんがそんな決意をしてるって分かってないからキス以上のことする気ないんだなって落ち込むわけじゃないですか(唐突)
煽ってるつもりはないけど煽ってるみたいな態度取っちゃってひたすら高牧さんを悩ませるけど無自覚だからたち悪い😇
楓とは性格正反対な高牧さんの高校生彼氏可愛いね…言いたいことうまく言えないし溜め込んじゃうし素直になるのも苦手で聞き分けいい子装っちゃうし楓みたいに不意に素直発揮もできないし人間始めたてみたいなふかふかふわふわ(?)だといいね…( ˘ω˘ )

「新学期はどう?」
「楽しいですよ」
「そう、よかった」
「高牧さんが高校生の頃はどんな感じだったんですか」
「俺?普通の男子高校生だよ」
「普通…」
「普通普通」
めちゃくちゃモテたんだろうなって漠然と思う高校生彼氏だけど、その想像のはるか上をいくも手加減だった若かりし頃の高牧さん…いやモテ度だけで言えば我が家で一番かもしれない…顔は整ってるけど感情とか表情に乏しくて何かが欠落してるような虎さんと、絵本の中の王子様みたいな見た目してるけどめちゃくちゃヘタレでわんこな遥のはるか上をいくモテ牧さん…それに胡座かいて生きて来たけど高校生彼氏には今までの全て何も通用しないから一から頑張ろうねって感じ😇
ここ数日秒速で寝落ちているのでね落ちないように座ってるはずなのにそれでも秒速寝落ちしているので今夜はちゃんとベッドに横になって寝ようと思います( ˘ω˘ )
 
24.4/14(Sun)16:53

「うまい!」
顔を合わせて一時間ほど。
目の前の男はこの短時間でもう何度目かのそのセリフを吐いて快活に笑った。
大きな口に吸い込まれていく料理を眺めながら、気持ちよく美味い美味いと機嫌よく食べてくれる人間と食事をするのは悪い気分にはならない。
「虎ってほんとうまい店知ってるよな」
「タツが何食べてもうまいって言うだけだろ」
「俺の味覚疑ってんの」
「疑ってはない。この世の大半の食べ物は美味いに入るんだろうなって思ってるだけ」
「してんじゃん」
傷つくと言いながら、さして気に留めた様子もなく。高校時代の友人は大雑把そうな見かけに反して丁寧に焼き魚をほぐして口に運んだ。
月に一度か二度ほど、この男に食事に誘われる。蓮の都合も良ければ三人で。難しければこの騒がしい男と二人。正直苦手なタイプではあるけれど、高校を卒業した後もこうして親しくしていることは自然なことのように感じるほど、何かがあってはいるのだろう。
「俺虎の味覚ってバグってると思ってたからさあ」
「はあ?」
「いや、高校の時まじで偏食だっただろ。蓮がなんとか食わせてるから渋々普通のご飯食べてるって感じだったし」
「別にそんなことは…」
「あるね、絶対」
大きく頷いたタツに、まあ確かになと思う節もありそれ以上否定はしないでおいた。
食べられないほど綺麗な食べ物はないけれど、美味しいと感じない以上食べずに済むなら食べたくない。食事を摂る、という概念も面倒で空腹を感じたらその時すぐに食べられるものを食べる、食欲がなければとりあえずエネルギーになるようなものを無理やり押し込む、そんな感覚だったのは間違いない。ただ、そんな俺を心配して構い倒した蓮のおかげで、激しい好き嫌いも怠惰な食生活も改善したし、何より「美味しい」と言う感覚が自分の中にもきちんとあると言うことを知った。
蓮の作る料理は美味い。贔屓目を差し引いても美味い。飲食店で食べるよりはるかに美味しい。間違いない。その上バランスも考えられている。たまに信じられないほどジャンキーなものを出して「たまに食べたくなるよね」と食事自体を楽しむことも忘れない。蓮の味覚に自分の味覚が重なり、美味しいと感じるものや食べたいと思うものも重なるようになった。
それをタツに言葉で伝えるのは激しく面倒で「今は普通になんでも食べれる」と答える。
「あれだよな、掴まれてるってこう言うこと言うんだろうな」
「掴まれる…」
「胃袋」
「…ああ」
「一回さあ、ほら…大学生の時、花見でたまたま鉢合わせたことあっただろ」
「…ああ」
「お互いに大学の友達何人かで集まってて。その時に虎と一緒にいた女の子がさ、すげー気合い入った弁当広げてたじゃん」
「なんでそんなこと覚えてんだよ」
「覚えてるだろ。だって俺お裾分けでちょっともらったもん」
「こわ…」
「怖くないだろ。その時にさ、虎サンドイッチ一切れ食べてそれ以上手つけなかったじゃん」
「はあ?怖すぎだろ、何ホラー?」
「いや本当に。あの時の子絶対虎に食べて欲しくて頑張って作ったんだろうにさ…本人一口食べてもういらないって顔でずっと出店の団子食ってんだもん、たまんなかっただろうな…」
「その記憶力もっと別にことに使えば」
っていう楽しい男子会してるといいねって話😇
達郎くんの記憶力って本当にエグそう…でもだからといってすごく勉強が得意というわけではない😇ただテスト前に詰め込むという意味では得意技なので試験であまり試験で苦労はしてなさそう😇でも一番言いたかったのは、虎さんが引くくらいの偏食だった過去を持ちながらも蓮くんと生活していく中で味覚と食欲を取り戻して「ご飯美味しい」「食事楽しい」って人間らしさを獲得したことだよね、その中で蓮くんがコツコツ丁寧に大事に大事に手塩にかけて作り上げた虎さんの「美味しい」って感覚が正しいものになってて美味しいご飯やさん見つけることまで上手になってるといいなってことです( ˘ω˘ )

美味しいものたくさん食べてたくさん幸せって感じてたくさん「美味しいね」って言い合ってもっともっとその幸福が積み上がっていきますように😇とってもいい夢見れそうな気持ちなので憂鬱な月曜日も健やかに頑張ろうね( ˘ω˘ ) 
24.4/13(Sat)18:20

例年より開花の遅れた桜は入学式にその見頃を迎え、新しい生活が始まるのと同時に風に舞った。窓から吹き込む春の風に乗せられた花びらが廊下に落ち、音もなく誰かの足元でフラフラと揺れる。
新しい制服に身を包んだ新入生に、同じ歳の自分を思い出す。
高校一年生の時は何をしていただろうか。何の教科が好きで、どの先生の授業を熱心に聞いて、休み時間をどう過ごしたか。一つ一つ、ゆっくりと、目の前の景色に重ね合わせるように記憶をたぐり寄せながら、そのどれよりも鮮明に、鮮烈に、思い出すことがあると気づく。
虎がとにかく目立っていたということだ。
新入生の中で圧倒的な存在感を放つ虎の容姿と、15歳には思えない大人びた空気。どうしたって注目され、どうしたって隠せはしなかった。小学生の頃も、中学生の頃も、虎はよくモテた。でも、高校生という子供から逸脱し始める時期の世界ではそれまで以上のものになっていた。
「虎の会社の前の桜並木」
「ん、」
「もう散っちゃった?」
「ああ…葉っぱと、半々」
「そっか」
「…見たかったか」
「ふふ、ううん、虎が撮ってくれた写真があるから」
「そう」
「ただ、散ってる桜も綺麗だなって思って」
それを、虎にも知って欲しくて。
そう心の中でつぶやいた僕に、虎はまるで聞こえていたみたいに「知ってる」とつぶやき返した。
「そっか」
「…なに」
「ううん」
「学校ももう散ってるだろ」
「うん、もうほとんど花びらは落ちちゃったかな…でも、その花びらがね」
「ん」
「結構長く、いろんなところで舞ってるんだよね」
「しぶといな」
「そう、しぶといんだ。だから意外と長く楽しめるし、それだけ長く懐かしいなって思えるんだよ」
「懐かしい?」
「ふふ、うん、高校生の時のこと」
「やめろって」
「ええ、どうして」
「どうしても」
「虎はずっと格好良いね」
「それはどうも」
「本当に思ってるのに」
「いいって」
「特別なんだよ、あの頃って」
「…」
今だって特別だけど、その特別が始まったのは紛れもなく高校生という曖昧で不確かで、けれど鮮明に残るその時だから。桜の下で制服姿の虎を見た記憶は正直ほとんどないけれど、春の中に蘇る残像に胸の奥が熱くなるのは事実だから。
「今日は気持ちよく洗濯物も乾いたし、掃除もできたし、夜ご飯はどうしようね」

春の日の虎蓮は安定に穏やかであったかくて幸せでキラキラしてるといいね( ˘ω˘ ) 
24.4/12(Fri)22:00

俺は孝成さんを初めて見た瞬間、ああ、この人は俺の人生で一番、世界で一番、特別な人なんだと確信した。本能で。
好きとか恋とか憧れとか、そんな生やさしいものではなく。
どう言葉にするのがいいのか、何が一番近いのか、もうずっと考えている。崇拝と呼ぶのが一番それらしいだろうか、けれど、孝成さんを神様みたいに崇めるには下心が大きすぎる。俺は孝成さんに触れたいし、触れられたいし、触れることを許されたい。
この人の指先がこの地球上で一番正しいと信じて疑ったことはない。
「憧れの選手はたくさんいました。でも、憧れてたら越えられないって言われた時に確かにそうだなって気づいて、憧れることはやめたんです」
いつかのインタビューでそう答えた。嘘ではない。事実だ。
けれど、俺は今でも孝成さんに憧れている。そんな生優しいものではないと言いながら、下心を抱きながら、それでもどうしようもなく孝成さんに焦がれ続けている。
「孝成さん」
「うん?」
「これ、どうしたんですか」
「うん?」
「靴下」
「靴下?」
「左右バラバラになってもいいように全部くろで統一してたのに」
「ああ…この前緊急で当直入ったときに替えがなくて」
見慣れない白い靴下を干しながら「貰い物ですか」と問うと支給されて予備でおいていたものだという答えが隣から聞こえてきた。
「せめて紺色とかだったら…」
「白でも黒でも誰も気にしないよ」
例え靴下が左右違っても、シャツのボタンを掛け違えていても、パンツを裏表反対に履いていても、靴紐が縦結びになっていても。おにぎりの包装を剥がすのが破滅的に下手でも。死ぬまでこの人に焦がれることをやめられないのだろう。自分でも呆れるくらいこの人のことが特別に大事で、愛おしくて。
「葉月のTシャツは大きいな」
「孝成さんが干すと性格ひん曲がりそうですね」
「うん?」
「いいえなんでもないです」
ハンガーに不格好に引っ掛けられた自分のTシャツさえも愛おしくてたまらない。
それがおかしくて、嬉しくて、孝成さんと過ごす春の昼下がりの果てしない幸福を噛み締める。

そうだよ、葉月は一人でなんでもできて社会的地位も手に入れてて、それに見合う努力と成果を出してて、でもスイッチオフした瞬間バブ化が止まらない孝成さんのことが世界一特別だし地球上で一番大切だしおにぎりの海苔バラバラ殺人事件にしちゃうとこもたまんない好きって思ってるんだよ…無惨に散らかった海苔集めながら、完全無欠を具現化したようなこの人がまさか一生おにぎりも上手に食べられないなんて誰が思うんだよって感慨深い(?)ってなってるといいよ…
今週もお疲れ様でした( ˘ω˘ )いい夢見れますように…( ˘ω˘ ) 
24.4/10(Wed)22:08

「孝成さん」
「うん」
「布団行きましょう」
「ああ」
「立てますか」
「ああ、平気」
「もうほとんど寝てるじゃないですか」
「起きてるよ」
ソファーに座り、膝に乗せたノートパソコンを見つめながら眉間を揉んでいた孝成さんは、いつの間にかそのまま微動だにしなくなっていた。
そんな大勢で寝たら首を痛めそうだし、4月とはいえ夜はまだ少し寒い。風邪を引くかもしれない。下心を抱えながら差し出した俺の手を、孝成さんの手がやんわりととる。
「本当に眠くてたまらない時って、あくびも出ませんよね」
「ふふ、そうだな」
「それどころじゃないくらい眠いというか」
「ああ」
「ちょっとふわふわして気持ち悪いくらいですよね」
「わかる」
「…孝成さん」
「うん?』
「疲れてますね」
「はは、そんなことないと思ってたけど」
疲れてますよ、ほら、もう目閉じてるじゃないですか。
俺のそんな言葉を聞き終えないうちに完全に瞼を下ろした孝成さんは俺の腕に体重を預けた。仕方がないのでその体を抱き上げ、布団までの残りわずかな距離を進む。
孝成さんと暮らす部屋にベッドは相変わらずなく、そろそろ大きいベッドを買おうかと話はしているものの、大きなベッドってどうやって部屋に入れるんだろうと頭を抱えている。二つ買って並べればいいのか、もう少し広い部屋に引っ越せばいいのか、もういっそ二人の家を建てるべきか、そういう話をするのが、俺は好きで。
孝成さんとする未来の話、二人にとっての大事な話。
春の夜に溶ける孝成さんの健やかな寝息がどうしようもなく愛おしく、疲れに浮かんだくまをそっと指先でなぞる。孝成さんの忙しさは痛いほどよくわかっている。だからこそ、この人が疲れて帰ってくる場所に俺はいたいし、帰る場所が俺ならいいのにと思う。
完全に眠りに落ちた孝成さんは穏やかな表情で気持ちよさそうに寝ている。普段は見ることのできない、完全無欠の水城孝成の睡魔に負けた寝顔だ。
無意識に緩んだ頬もそのままに、おやすみのキスを落として俺もその横に体を転がした。
「おやすみなさい」

はい、おやすみなさい😇
日本に帰ってきた葉月とお医者さんになった孝成さんの一人と一人の大人同士の仲良し小話もたくさんしたいよね…と😇でも葉月のバリバリ現役スポーツマンだよアスリートなのでみたいな小話もしたい(?)
葉月の現役は長いといいし、引退してもバスケに関わる仕事は一生続けてほしいし孝成さんにはその隣にいてほしいし、なんの維持も無くなったら葉月と一緒にお遊びみたいにバスケして思いっきり笑ってほしい…うちの可愛い葉月って思ってる孝成さんだけど葉月からしたら「孝成さんにうちの葉月って言われるの最高では?」って感じ😇葉月のことが可愛くてたまらなくてどうしようもない孝成さんね…でも顔に出ない選手権大優勝候補なので葉月にそれが伝わってるかはグレー( ˘ω˘ )頑張れ…本日もお疲れ様でした( ˘ω˘ ) 
24.4/10(Wed)5:08
大人になった楓の色気かあ…(唐突)というのを、何日か前のメモでつぶやいてからずっと考えているのですが(大真面目)、楓に色気出せる…か?🤔いや、美人顔といえば美人顔なんだけど、いかんせん口が悪くて暴力的だからな…しなやかさとか妖艶さもなければ魔性でもないので晴一さんを欲情させるとしたらそれはもういじらしさだけなんだよ…
たまに信じられないくらい素直な言葉がぼろっと落ちちゃって晴一さんに見事拾われて「あ」ってなるくらい(色気とは)
でもなんとなく寂しげで儚げなのはずっと変わらないしそれがたまんないよねってタイプには刺さるといいよ…晴一さんはシンプルに楓の顔が好みだからそういう表情にグッとくるし、普段との高低差にダメージ受けて楓が萎れている時に強く当たりきれなくて結局優しくしちゃうといいよ…致すときにキャンキャン文句いいそうな楓だけどあんまり快楽には強くないからべそべそしながら晴一さんにしがみついちゃうし晴一さんも楓のそういうところかわかいいって思ってればいいし(可愛いという概念はないのでただエロいと思っててもいい)とにかくこんだけ喧嘩しといてそこはうまくいってるのなんでってくらい関係ができてくれたらわたしは嬉しいよ…😇頑張ろうね😇

「男に抱かれてる顔してる」
「……」
「わかるんだ、そういうの」
自慢げに目を細めた知らない男の顔から手元のグラスへ視線を落とす。
晴一さんに待っていろと下されたバーの店内、カウンターの向こうには何度か顔を合わせたことのバーテンダー。烏龍茶の注がれたコップについた水滴を親指で拭いながら面倒だなとバレないようにため息をつく。
「目つきとか、指先とか、腰つきとか」
「気持ち悪いですね」
「あはは、はっきりいうんだね」
一人?と声をかけながら隣の椅子に腰掛けた知らないその男は、俺にいくつか言葉を投げかた。俺はそのうちの二割ほど返事や相槌を返し、それ以外はほとんど無視を決め込んでいた。それでも獲物を狙う獣のような目をこちらに向けている。
「正解ってことだ」
「正解でも不正でもあんたには関係ないかと」
「あるよ、俺、君のこと結構タイプだからさ」
「…」
「あわよくばこの後、ないかなって」
「ないだろ」
「そこもはっきりなんだ」
「当たり前だろ」
「君、結構口悪いんだね」
「はあ?」
「そこも割とタイプだな」
「…」
「警戒しないでよ、もう一杯どう?」
男に抱かれてますって体してるの…楓が…?
えっちすぎん…?ええ…
でもみずしらずのナンパ男にいい当てられちゃうのちょっとやだから仕切り直したい😇
でも楓って顔とか表情で色っぽいって思わせられそうだけど、体つきは全然えっちじゃないじゃん…(?)そういう意味で言ったら蓮くんとか孝成さんが群を抜いてえっちな体つきじゃん…(?)でも晴一さんに愛されるほど成熟してくのはいいね…
晴一さんは一見野生児だけど一条さんに高等教育受けさせられて育ったから割と理性的な部分が大きくて、だからタガが外れたみたいにおもっくそ(口が悪い)だきつぶしちゃうのもいいけどそれは稀なんだよ…むしろしっとりねっとり執拗に優しく触れてながらする方が多いんだ…そうやって愛されて変わってく楓が本当に愛しい…
果子さんには会うたび会うたび「へえ、ふーん」ってニヤニヤされて「愛されてるねえ」って満面の笑み向けられてヨシヨシされる楓も弟みあって好きだよ😇
みんなに幸あれ…(おやすみなさい)
 
24.4/8(Mon)22:14

雨に打たれて濡れた桜が、滲んだライトに照らされて白く霞む。
ベランダから見下ろせる公園を囲うその桜はきっと、この雨が上がる頃には地面に花びらを落としているのだろう。黒いアスファルトに染み込んで、いつの間にか溶けてしまうのだろう。あ、と気付いて空を仰ぐ頃には新緑の眩しさで世界は満ちているのだろう。
春の短さを悼む暇もなく、初夏の訪れにその装いを繕う。
「明日も雨かな」
「雨だな」
「そっか」
「今日、入学式の時は降ってなかっただろ」
「うん、それは本当によかったけど…」
「花見も休みの間にできたし」
「うん」
「なんか不満?」
「ふふ、ううん、不満じゃないよ。ちょっと、寂しいなって思っただけ」
「さみしい」
「うん、さみしい」
「…」
「もう少しだけ見たかったなって」
「来年も咲くだろ」
「うん…そっか、そうだね」
春の冷たい雨は緩やかに春の終わりを告げるように、一晩中降り続いた。
虎はその間僕を抱きしめて、時折額や頬にキスをして、背中を撫でて背骨をなぞって肩甲骨の隙間に指先を埋めて、寝言のように僕の名前をこぼした。
欲情する直前のような熱を持って、微睡の中でぼんやりとしっとりと、肌を重ねて。
僕はそんな虎の胸に顔を寄せて、そっと目を閉じた。雨音と、虎の鼓動と、自分の心音が歩幅を合わせて重なっていくのを聞きながら。

気を抜くと同じようなことばかり書いてしまうのですが、虎蓮の小話を文字にするのは一種の安定剤のようなものなんですよね…ぼんやり考えていることを言葉にして伝えるのって意外と労力がいることで、でも、虎蓮がどうやって過ごしてるかって自分の中では鮮明な映像で見えている気がするし、幸せな二人を具現化して行くのって本当に精神を安定させてくれるんですよ…(大真面目)
雨の音ってとっても気持ちよく眠れてしまうので、この気持ちのいい睡魔に身を委ねて眠りに着きますおやすみなさい( ˘ω˘ ) 
24.4/8(Mon)7:43

夏の早朝が好きだ。不純物が地面に落ち、澄み切った空気に満たされているのがたまらなく心地いい。クリアな視界に広がる色の濃い景色が果てしなく綺麗で、けれど、世界がまだ寝静まっている静けさが、夏から隔離されているようで。
冬の朝も好きだ。つんと張り詰めた冷たい空気の中で、自分の呼吸が白く立ち上る。どんな季節よりも朝焼けがくっきりと見え、呼吸を忘れてしまう。
そのどちらとも違う、春の朝は。
薄く靄がかかり、遠くを見渡すことが出来ない。春の陽気を相殺するようなその靄のかかった朝の町を眺めながら呼吸を整える。
起き抜けにひっかけた眼鏡をもってしても、霞んだ景色は霞んだまま。水蒸気なのか、霧なのか、ホコリなのか、花粉なのか、黄砂なのか。春霞という言葉の美しさに隠されたその理由はいくつもあるのだろう。
満開を迎えた桜は既にその花弁を落とし、地面に淡い色を広げている。
肌寒さを奪われた春の朝、ベランダからリビングに戻って朝食の準備を始める。春が旬だと言ういちごは、けれどもう旬をすぎたような扱いで売り場に並んでいる。熟れた甘いいちごの匂いに負け、虎の好きなそれを週末には買ってしまう。
食たに並べる前にひとつ、僕がこっそりつまみ食いをすることを虎は知っているだろうか。
っていう可愛い蓮くんを想像しながら寝落ちてしまったので奉納...
蓮くんもつまみぐいとかするんだ、へぇ...最高に可愛いじゃん...でも一人でこっそり食べてこっそり美味しいって肩ちょっとあげて微笑んで虎さんに多めに盛り付けてあげる様を誰も見てないってそれは蓮くんの可愛い消しにかかってる気がして許せないで私は知っていたいし虎さんも知ってるといい😇
っていう小言でした今週も頑張ります( ˇωˇ ) 
24.4/6(Sat)14:44

晴一さんと過ごす冬が積み重なり、気づけば鼻の奥を刺す凍てついた空気も背中を丸めてしまう凍える夜も、あっさりと耐えられるようになっていた。自分でも驚くほどすんなりと。
晴一さんの大きな背中に耳を押し付けて、その体温を感じながら鼓動を聞きながら「なんだよ」と体内に響く低く掠れた声に意識を寄せる。
分厚い背中は何度も刃物で切られたり、弾丸を受けたり、拳や鈍器で殴打されてきた代物だ。傷だらけの背中は、けれど、その一つ一つが晴一さんの歩んだ道で、今ここに実態があるということはまさしく晴一さんが生きているという証だ。背中一面の刺青はなく、部分的なそれもない。まっさらという言葉が適切かどうかはわからないけれど、俺はその背中が綺麗だと思うし、愛おしいと思う。こんな子供に愛おしいを語れるとは思わない。それでも、自分の持ち得る言葉で最大限搾り出したその「愛おしい」という感情は間違っていないはずだ。
暗闇の中、一つの布団を取り合うように身を寄せ、俺は布団の獲得を諦める代わりに晴一さんの体にピッタリと寄り添い、昼間の暖かさを疑う冷え込んだ夜に目を閉じた。
「おい」
「ん」
「踏むぞ」
「もう半分潰されてる」
「ちけぇからだろ」
「うん」
「…おい」
「いいよ、別に…おやすみ」
「ああ?おい」
寒さに堪える夜が減り、寒いなと思ったら隣の晴一さんに体温を分けてもらえることを知り、今ではもう寒くて眠れないということはほとんどない。暖房をつけなくても、電気毛布がなくても。晴一さんがいればいいのだ。
俺よりも遅い心音を聞くうちに、自分の鼓動がそこに重なっていく。
晴一さんはもう一度「おい」と俺を咎めるように呟いて、ゴソゴソと体を動かした。
「ちょっと、動かないでよ、冷たい空気入るじゃん」
「偉そうなこと言ってんな」
「、ちょ…」
向けられていた背中がマットレスに沈み、太い腕が首の下に差し込まれる。脇と胸の境目、分厚くて弾力のある腕枕は俺にはちょっと高すぎて首が痛い。暗闇に慣れた目で見上げた晴一さんの横顔はもう目を閉じていて、仰向けだとイビキがうるさいんだよなあと一瞬頭を掠めて笑いが漏れた。ただ、悲しいことに、そのうるさいイビキさえ、もう俺の夜の一部になってしまったから。眠る妨げにはならない。
「あったか…」
「……」
「晴一さん」
「……」
「おやすみなさい」
今度こそ。
重たい瞼をなんとか持ち上げ、硬い頬に鼻先をぶつける。
顎を少し上げて唇をその頬に寄せると、ちくりと剃り残した髭に上唇を刺された。朝が来たらそのヒゲはきっともっと伸びている。そんなどうでもいい毎日のことでさえ愛しくてたまらないのだ。
離れた唇をもう一度押し付けた俺に、晴一さんは気付いていたのかいないのか、腕枕にしたいた手を曲げ、俺の髪をガシガシと混ぜた。大きな手だ。俺の頭なんて片手で捻り潰してしまえそうなほど。撫でられているなんて優しいものではないけれど、力加減がわからない、大事にする方法がわからない、晴一さんの不器用さが心地いい。
やっと超えた冬が連れてきた春は、あっという間に夏になってしまうから。
夏がきたらこんなふうにぴたりとくっついて眠ることは拒絶されてしまうから。どうかもう少しだけ夏は足踏みをしていてくれるといいと願う。

って書きながら、いや晴一さんはそこでちゅうのお返しするべきでしょ…って見損なったのでそれができるように本編頑張って書こうねって気持ちが引き締まりました_(:3」∠)_ 晴一さんの本気のキスってどんなん…楓窒息死しないかな…大丈夫かな…っていう杞憂😇そういう心配早くしたい😇頑張れわたし😇
晴一さんに窒息死させられそうな楓も年齢を重ねて少年から青年になって今よりもっと気が強くなって口も悪くなって、でも晴一さんとの関係はもっとずっと上手に構築できてて毎日喧嘩しても毎日ちゅうしてるといいし致すときはめちゃくちゃ素直で可愛いんだよ…晴一さんも大人気なく楓と喧嘩するけけど大人になるにつれて楓の色気に骨抜きにされてるから😇
こういう話してると延々と続けてしまうのでこの辺で…( ˘ω˘)
先週は一分咲きほどだった桜がもうほとんど満開であまりの速さに焦ってあちこち見て回ったのでまたそのうちに…お花見らしいことはできてないのでそれはうちの子たちに楽しんでもらおうね…( ˘ω˘ )
 



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