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家に着くと真っ先にリビングのエアコンをつける。
暑さで溶けかけたアイスを冷蔵庫にしまうと、リビングが冷える前に部屋で着替えることにした。
制服のネクタイを外しながら気だるげに階段を登る。
部屋に入ると蒸し暑さに絶句しながらも椅子に鞄を置き、制服を脱ぐと、そのまま出かけても大丈夫かなという楽な服に着替えた。
制服のポケットに入れていた携帯を取り出しリビングに行くと、リビングは良い具合に冷えていて、汗の流れる体には少し肌寒く感じた。
ソファーに座り時計を見ると、約束の時間まではまだ時間がある。
そばにあったリモコンでテレビをつけるとおもしろそうなバラエティ番組をやっている。
これを見ながら食べることにしようと決めると、買ってきたラーメンの用意をし、ソファーの前のローテーブルにそれらを用意していく。
ソファーの前に腰掛けると、出来上がったラーメンを次々と口に運んでいく。
空腹は最高の調味料という言葉は本当だと思う。
ラーメンを食べながらおにぎりを食べ、締めのデザートに買ったアイスを食べる。
普段は絶対にできないが、ソファーに寝転がって食べるアイスは最高だなと今だけの時間を満喫した。