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───数分後
<臨也!どういうなんだ!?>
先ほど臨也から電話を受けた運び屋…
セルティ・ストゥルルソンは驚いた様子でPDAに打った文字を見せる。
臨也に呼ばれて指定のビルまで来ると、いきなり少女が飛び降りて来たのだから無理もないだろう。
セルティは飛び降りた少女を影を網状にしたもので受け止め助けたのだ。
幸い彼女にはかすり傷一つなかった。
「死のうとしてた女の子が居たから助けようと思って呼んだんだよ。」
何を言っても無駄だろうと思い、セルティは何も言わなかった。
「とりあえず、家まで運んでくれる?」
そう言われ、従うことにした。
臨也の奴…また一体なにをしようとしてるんだ…
セルティは名前も知らない少女の今後を心配した。
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