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そんな少女の様子を見ていた男が一人。
まるで闇のような真っ黒な服装の男。
なんだか面白そうだねぇ、今から死のうとしてる少女を前にそんな不謹慎な事を呟く。
「あ、もしもし?仕事を頼みたいんだけど…今すぐだよ、○○ビルの下で待っててくれないかなぁ。……○○ビルね。なるべく急いでくれると助かるよ。じゃあ、待ってるから。」
彼は誰かに電話をしてからまた、少女の観察を始めた。
「さあ、君がどうなって行くのか楽しみだよ。」
そう言って、怪しい笑みを浮かべながら。
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