1/2ページ ※臨也目線※主人公は静雄と付き合ってる設定──ピンポーン─ドアを開けるといきなり抱きつかれた。彼女の肩は微かに震えていて、泣いてるのが分かった。「…莉緒、どうしたの?」「 ……。」「はぁ…、取りあえず入りなよ。」莉緒は無言で俯いたままソファーに座った。「何か飲む?」「……。」俯いたまま何も話さない莉緒にホットミルクを差し出すと、彼女はそれを受け取った。莉緒が此処に来た理由は分かってる。 → back