Prologue


「(極刑……)」




今度こそ、私が止めなくちゃ。
隊長や蜂陳さんばかり頼っちゃいけない。
お友達くらい私の手で―――護らなきゃ。


だって、私は八席、だもの。




「十四番隊の席官、なんだから…!」




私がお友達を……ううん。
大切な人がいるこの場所を、帰ってくるこの場所を、彼らから護らなくては。















(己の意志で、きちんと地面に足をつけ―――。)














「よし、…頑張ろう!」




それが今唯一私に出来ること。
そして、それが今唯一私が頑張れること。




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